ことばのヨーガ

著者 :
  • アノニマ・スタジオ
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本棚登録 : 75
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877587581

感想・レビュー・書評

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  • 借りたもの。
    見開きにサンスクリット語(読み、訳語も併記)と漢字表記、そして解説が書かれた、ヨーガ哲学の言葉集。
    読み進めていくと、まるで……「読む瞑想」だった。
    サンスクリット語が漢字で翻訳されると、禅との繋がりがあることを強く意識させられる。
    文章からおだやかな気持ちが伝わってきて、心の作用や訓戒の言葉も、すんなりと頭に入ってくる。
    こういう言葉たちを読むと、昔の人たちも自己内省をして、自分という存在を理解しようと様々な発見があったのだな…としみじみ思った。

    ときどきパッと開いて、ビブリオマンシーにしてみたり……
    日々是教訓として受け止める。

  • ブクログさんの「100タイトルプレゼント」企画で当選して送っていただいた本です。
    ありがとうございます。

    こんな本があったんだ・・・と、プレゼント企画で見て思い、惹かれました。
    どんな本だろう~と。

    内容はヨガの内容を言葉に書き出した・・・タイトル通りの本です。
    「言葉」「ヨーガ」「依存」「執着」といったタイトルが84あり、その内容をヨガ的に説明しています。

    ヨガで使われる言葉が多用されています。
    それにはカッコで説明がなされているので意味は分かりますが、あまりにも聞きなれない言葉ばかりで正直、入ってきにくかった。
    分かりやすく書かれているので誰でも読めますが、本当の意味で自分の中に落とし込むことができるのはやはりヨガを実践している人じゃないかな・・・と読んでいて思いました。

    私が84のヨガの教えの中で今心に残ったのは「憤怒」の話。
    『自分は何に反応し、怒るのかをはっきり認識し、自分の心を変える以外、解決は見いだせないのです。原因に対して怒りで反応するのか、怒りで反応しないでいられるのか、日々試されています。』

    この文章を読んでいる時、正に日々の怒りの一因となっている隣人のいつもの騒音が。
    ドンッドンッという音を聞きながらこの文章を読んでいると、いつもより心が静かでした。

    他の話は今のところ、ピンとこないものばかりというのが正直な感想ですが、また時期を変えて読むと響く話は違うのかな~という気はしました。
    この本は今の私にはこの程度の感想ですが、この作者の他の本も読んでみたい気になりました。

    中のイラスト、装丁が素敵で、雰囲気があります。
    内容とピッタリ合ってると思います。
    素敵な本との出会いをありがとうございました(^^)

  • 深くて長い歴史の上にあるヨーガの哲学。個人的に色んな事がしっくりくる。一つ一つ、まだ全然理解咀嚼出来ていないけど、とても興味のある世界。

  • ヨガだったらどういうふうに考えるか。
    そうやって考えながら、目の前のことに一所懸命に取り組もう。
    本当の自分はブレないし、周りから影響を受けることもない。
    しなやかに、でも芯を持って。
    強く生きていこう。


    オーム シャンティ シャンティ シャンティ

  • このところ雑念がありすぎて、
    どんな本も読む気にならない、
    読んでも集中できない状態が続いていたが、

    この本は、装丁がきれいで、
    ところどころイラストで休憩が入って、
    スッと読めた。

    そうか。
    心が乱れてたのか。

    久しぶりに瞑想しよう。

  • 足るを知るという考えを忘れずにいたいと思えた。

  • そんなにもサンスクリット語に縁があるなら、本にしちゃうよね。

    ヨガスートラという、ヨガの教科書があるんだけど、それよりも日常のエピソードを添えられて、読みやすかった。

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著者プロフィール

大学で美術、大学院で仏教学・インド哲学を学ぶ。学生時代よりヨーガを実践し、インドに渡り、ヨーガ道場にてヨーガを学び、インドのヨーガ大学を卒業。東京・横浜にて、ヨーガの指導、執筆等をおこなう。ヨーガ指導歴31年。アサンガヨーガクティ主宰。「着席ヨーガ」をはじめとして「リラックスヨーガ」「マントラヨーガ」など多数のクラスを開催。 著書に『こころのヨーガ』(アノニマ・スタジオ)『いつでもどこでも ヨーガな暮らし』(佼成出版社)『毎日を平穏にするヨーガの習慣』(清流出版)他。

「2019年 『椅子に座って、いつでもできる 着席ヨーガ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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