人と料理

  • KTC中央出版
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本棚登録 : 103
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784877587628

感想・レビュー・書評

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  • 料理と言葉を同時に味わえる本
    レシピ本でもエッセイでもなく
    「人と料理」という題名どおりの一冊

    17人の生活に基づいた料理を撮っている
    最初の被写体がご両親、義両親と続いた時点でこの本はおもしろいだろうな、と感じた
    取材対象が料理家だけでないのがよい
    文筆家やモデル、編集者、陶芸家などさまざまな視点から料理について、何を食べ、作るのかというところに焦点がしぼられていて、生活スタイルのはっきりした人たちのそれぞれの主張がおもしろい

    この本で着目したり知ることができた人もいて、得るものの多い一冊だった
    すごく長い時間をかけて作られた一冊
    数年後にもう一度撮影をしに行ったり、お話を聞きに行ったり、著者の熱量がしっかり伝わってくる
    ご飯作りたくないなぁ、疲れたなぁ、という日にめくったら料理したくなるような、大切にしたい本でした

  • 人と料理をテーマにした、浅い絵の写真集。服部みれいさんなどの著名人も。

  • 写真家の著者が、自身が興味のある「人」とその人が作る「料理」にスポットを当てたフォトエッセイ集だ。
    有名な料理家や輪島塗の塗師から、著者の両親、義両親など個人的な関係の人物までさまざまな人と料理が紹介されている。
    自身の築き上げてきた関係の中から人をチョイスして撮影しているため、マクロビやビオにこだわった、料理に思い入れの強い人物が多く登場している。
    食べることの意味とか重心って本当に人それぞれだなぁと思う。

    個人的にはかぶをくりぬいてひき肉を詰めてだしで煮るというレシピがやたらにおいしそうでそのうち作ってみたい。


  • おばあちゃんとか彼氏とか
    自分にとって、大切なひとが作ってくれる料理って、見た目いまいちでも、すごく愛おしくて、作ってくれた気持ちごと、パクパク食べちゃう。

    それって、料理屋さんに行っても同じことが言えるわけで、なるべくお友だちのお店に行くようにしています。
    とりわけ、今のような、暗い雲が立ち込めているときは、しあわせな気持ちごと、いただきたいよね。

    そんな本です。
    自分の両親、義父母、スタイリストさん、ライターさん、ヴィーガンの方など、その方の生きる”哲学”があります。

  • 596.04

  • メディアリクエスト予定

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著者プロフィール

慶應義塾大学総合政策学部専任講師

「2021年 『近代家族の形成とドイツ社会国家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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