街と山のあいだ

著者 :
  • アノニマ・スタジオ
4.11
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本棚登録 : 228
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877587673

感想・レビュー・書評

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  • カレンさんのレビューに刺激されて読んでみる。冒頭の「美しい一日」でやられる。旅先で読むのもいいな。
    日常生活につながっている山というか生き方に組み込まれている山というか、実によくわかります。街と山という物理的な間の話でもあるし、山登りをしたこともない人と山登りスペシャリストといった隔たったスキルの間の話でもあるのだろうとも感じられました。
    自分は海派なのですが、海に関してこんな本がないのはなぜだろう。完全にアドベンチャーよりのものが多いような気がします。釣りがテーマだとあるのかな?歴史が浅いのからなのか?日常生活につながっている海とか、生き方としての海もありだと思うのだけれど・・・
    書影ではわかりにくいけれど、カバーなしのすてきな装幀で大きさも普通の単行本よりは小さめ。まさに旅のお供にぴったりな感じ。あー、まったく旅に出たい。

    • カレンさん
      diverさん、こんばんは。
      お名前の通り海派だとはお察しいたしますが、一度、山にもお出かけください。
      若菜さんが書かれている通りのこと...
      diverさん、こんばんは。
      お名前の通り海派だとはお察しいたしますが、一度、山にもお出かけください。
      若菜さんが書かれている通りのことが実感していただけると思います。
      是非!!
      2019/05/18
    • diver0620さん
      日帰り山ご飯からやってみようと思います!
      日帰り山ご飯からやってみようと思います!
      2019/05/19
  • 若菜さんの本を初めて読んだ。兵庫県神戸市生まれとのこと。素晴らしいエッセイストが近くに住んでいるなんて、なんか嬉しい。自然や山、とにかく自然が好きな人にお勧めします。この本の中で、特に人生を感じたのは「木村さん」というタイトルのエッセイ、これは良かった。

    (本から)
    人は自分にとって大切な言葉は決して忘れないものだ。(よく見て描く)

    私は今生きていて、こうして初夏の夕方の光の降りそそぐ森の美しさを目にすることができる。
    人生はやはりすばらしい。人生に山があってよかった。
    私はそのことに心から感謝して、山を下りていった。(誕生日の山)

  • 内容はもちろん、近年のベスト装丁!
    判型、質感ともに最高。
    ずっとページをめくり続けたくなる。

  • 自然と対峙することにより
    湧き出る感覚、
    敬意、悦び、畏怖、
    そういったものに気づける人でありたい

  • 2019.7月。
    山登りはしないけど、山登りはすごく心に良さそうだ。ヒンヤリした空気、スンとした静けさ、見渡す眺め…想像するだけで浄化されるような。厳しい世界。それでも自分の中を見つめて自然を見つめてただ登り続ける時間は他の何にも変えられないんじゃないかと思う。ひとりで低い山。歩く歩く。いつか。

  • 著者は、山雑誌の編集者を経て独立、主に山に関する執筆を続けておられます。
    なので本書も山に関するエッセーです。
    誰もが知っている山、あまり知られていない山、登場する山はいろいろですが、山の紹介ではないのでそれはいいのです。
    その山に行くきっかけ、どんな状態の時に行ったのか、その時考えていたこと、周りの出来事など、まさに著者のその時々の様子がうかがえるエッセーです。
    その時の山の様子、吹いていた風、咲いていた花、それらにどれだけ癒されたかなど、読んでいてもその情景の中に身をゆだねるような、実に気持ちの良い本です。
    そしてまた言葉の選び方、表現の仕方、ちょっとした小説家よりも豊かです。

    • diver0620さん
      カレンさんのレビューに刺激されて読んでみました。すばらしい本ですね!感謝です。
      カレンさんのレビューに刺激されて読んでみました。すばらしい本ですね!感謝です。
      2019/05/18
    • カレンさん
      diverさん、お久しぶりです。
      参考にしていただいてありがとうございます。
      この本で受けた感動を、ぜひ山に出かけて実感していただきたいです...
      diverさん、お久しぶりです。
      参考にしていただいてありがとうございます。
      この本で受けた感動を、ぜひ山に出かけて実感していただきたいです。
      2019/05/18
    • diver0620さん
      今、いい季節ですよね。久しぶりに山行ってご飯食べようと思い山道具屋をうろうろし始めました。笑
      今、いい季節ですよね。久しぶりに山行ってご飯食べようと思い山道具屋をうろうろし始めました。笑
      2019/05/19
  • 【いちぶん】
    そんなふうに見つけた自分だけのお気に入りの場所は、そっととっておくといい。いつかまた、地図を開き、あそこへ行こうと思える山があるのは、人生において幸運なことだ。

  • 著者は本当に山が好きなんだなあ、と思う。読んでいると、何かほっこりして、そして、山に行きたくなる。

  • 街と山、そのあいだを行ったり来たりする人は多い。
    その境目は曖昧で、山を楽しむ人はよりそう感じるんだと思う。
    そのあいだにあるもの、日常のささいなことや山への思い、街の人々の体の温度、
    いろいろなものが詰まっていて、宝石のような文章が綴られている。

  • 「人生に山があってよかった」という随筆集。
    やわらかい文体で登山とその周りを記す。
    「山って楽しいよね」とか「山に登ることの理由探し」にもなるのかもしれない。

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著者プロフィール

1968年兵庫県神戸市生まれ。編集者。大学卒業後、山と溪谷社入社。『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立。山や自然、旅、甘味に関する雑誌、書籍を編集、執筆。著書に『地元菓子』『石井桃子のことば』(ともに新潮社)、『東京近郊ミニハイク』(小学館)、『東京周辺ヒルトップ散歩』(河出書房新社)、『徒歩旅行』(暮しの手帖社)、『街と山のあいだ』『旅の断片』(ともにアノニマ・スタジオ)他。「街と山のあいだ」をテーマにした小冊子『murren』編集・発行人。

「2020年 『東京甘味食堂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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