キツネと星

  • アノニマ・スタジオ
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本棚登録 : 486
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877587703

作品紹介・あらすじ

大きな森のおくに住むひとりぼっちのキツネ。まっくらな夜、空にかがやくたったひとつの星だけがともだちでした。ところがある日、星がいなくなってしまいます。さみしくてたまらないキツネは勇気をだして-さよならがはじまりになる、心あたたまる物語。

感想・レビュー・書評

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  • とにかく美しい、美しすぎる!!樹木、植物のつる、星など生地の模様のようなイラストがため息が出るほど素晴らしい。装丁もおしゃれだー。森にすむキツネは一つの星だけが友達。ある日、その星がいなくなってしまう。訪ね回るキツネ。お話も美しい。

  • ブク友さんが「とにかく美しい」とレビューに書かれていて、いても立ってもいられず図書館でお取り寄せ。
    夜の闇を思わせる群青色の布張りに白い箔押しの文字とイラストの装丁の豪華な絵本。
    作者のコラリーさんはイギリスのペンギンブックスの布装版のデザイナー。
    表紙を見たときウィリアム・モリスを連想したのだが、出版元のアノニマ・スタジオのサイトで読める作者インタビューを拝読すると、影響を受けた人物にウィリアム・モリスとウィリアム・ブレイクの名をあげている。

    ストーリーはシンプルかつ奥深い。
    小さくて怖がりなひとりぼっちのキツネが大切なものを失い、また見つけるまでのおはなし。
    いろいろ経験した大人であるほど、深く頷けるものがある気がする。
    わたしはちょっとウルウルした。
    作者のコラリーさんは個人的な体験を元に「自分が本当に信じていること」を書きたかったのだという。
    それは、伝わりましたよ。と、コラリーさんに伝えたい。

    「特別な5色」だけを使ったという本編のイラストはまさにアート。
    買うと3000円以上という高額絵本だが、手元に置いておきたくなる。


  • とにかく絵が素敵。
    細かくて隅々まで見たくなる。
    文字の配置も個性的で。
    凄く素敵!
    少し切なくて、少し勇気をもらえる本。絵本?

  • 表紙に惹かれて手にした本
    「さよならがはじまりになる、心あたたまる物語」(あらすじから)
    そんなおはなし.+*:゚+。.☆
    絵がとても好き♡キツネもすごく可愛くてがんばれっ!!て応援したくなります
    素敵な絵本でした
    アノニマスタジオの絵本好き♡

  • 光を注いで、暗い道を明るく照らしてくれる星。昼間や雲の厚い夜に姿が見えない時も、いつもそこにはいてくれる。そんな星が親友の比喩として表わされているところに、あたたかさを感じた。装丁も絵もきれいだった。

    • 大野弘紀さん
      あの星は、親友の比喩だったんだって思いました。そっか、未来とか、希望とか、ゆめじゃないんだって、思って、見方が広がりました。ありがとうござい...
      あの星は、親友の比喩だったんだって思いました。そっか、未来とか、希望とか、ゆめじゃないんだって、思って、見方が広がりました。ありがとうございます。
      2018/02/23
  • 濃紺に白で描かれたキツネと星が美しすぎて一目惚れしました。

  • 体温を上げる感じるまでもない距離で抱きしめられる感じ。胸に刺さった。デザイン性が高くて、とにかく美麗。ひとりだと感じる夜に読み返したくなるような1冊。

  • 夜空を見上げ、ひときわ輝くひとつの星を見つけたとき、その星が歩いている自分の後をついてきているみたいに思ったことはないでしょうか。それはまるで私を見守ってくれているかのようです。

    この絵本の主人公であるキツネは森の奥に一匹で住んでいます。見上げる空にある星ひとつをたったひとりの友だちだと思います。ある日、星がいなくなってしまい、キツネは元気をなくして、閉じこもってしまいました。

    友だちもいない。自分がこの世界にひとりぽっちだと感じり、とても苦しく何もしたくなくなります。再び動き出すにはどうすればいいのでしょう。キツネが動き出せたのは周りからの刺激と、自分の欲求でした。

    キツネは大きな声を出して、星を探し続けます。探し続ければ見つけられる。探さなければ決して見つかりません。
    「みあげてごらん」キツネは気付きました。
    その言葉に導かれてキツネが空を仰げば、無数の星が輝いています。たくさんの星の中に友だちの星もいるとキツネは心で感じとりました。

    生きているものはだれでもひとりであり、またひとりではないのだと思います。周りにはたくさんの生が存在し自らもそのひとつだからです。キツネはひとり、森に帰って行きますが、体中に星が光っていました。
    孤独を経験し考え感じたことで、見えなかったたくさんの星が見えるようになったのだと思います。

    友だちは必要でしょうか。
    私は友だちが心にいれば強くなれると、この絵本を読んで感じました。

    抑えた色で描かれ、デザイン性が高く、うっそうとした森の様子やたくさんの生き物たちの息づかいを感じることができる絵本です。プレゼントによい本だと思います。
    ただし虫がものすごく嫌いな人はダメかもしれません。リアルには描かれていませんが、コガネ虫がうごめいているのが上手に表現されているからです。

  • いつも身近に感じ、信頼している星への深い気持ち。
    会えない不安、寂しさ。
    きつねを照らす星の光、わたしには希望と感じた。

  • 内容はよくある感じだけど、絵のタッチとしっとりした文章が素敵!!
    キツネは大好き。絵本に似合う~。(新見南吉とか)

    誰かのプレゼントしたくなる絵本!!

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