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本 ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784877587956
作品紹介・あらすじ
「オーガニック」という言葉やイメージは、暮らしのいろんなところで「展開」されています。八百屋である著者の視点から食や農の姿を“感じる”ことで、もっと気持ちよく、思考が自由になります。自分自身の腑におちる「オーガニック」を見つけるための、一冊です
感想・レビュー・書評
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28ページの、薄い膜に包まれたねぎ坊主を見た時、「あっ!」って思った。おばあちゃんちに生えてたやつだ!ときどき夜ご飯の天ぷらで出てきたやつだ!って。記憶に1番古い思い出の中から、懐かしい風景がよみがえってきて、泣きそうになった。春先にふわんと香ったねぎの香りとか、その薄い膜をそっと破った幼い自分の指とか、こらっ!って後ろからおばあちゃんの声が聞こえて、恐る恐る振り返ったその顔が慈愛に満ちた顔だったこととか。そんなことをふいに思い出して、なんだかほっこりした。イボイボのカボチャ、たしかに最近見かけなくなったな。
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写真がきれい
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育てて種とってまたつくる のような栽培がみんなできればいいのだろうと思った
この本に書かれていることに納得するかはべつとして考えることは大切だと思う -
この本を読んで衝撃を受けたこと:
オーガニックとは、農薬を使わないとか、有機肥料を使うといっただけのことではない。日本ではオーガニックという言葉の意味が小さいスケールで使われている、、、というようなことが書かれている。つまり、野菜と人との関わりや、在来種を残すことなど、広い視点で考えるのが本当のオーガニックだ。
この本を読んで実践すること:
単にスーパーでオーガニックの野菜を選ぶというだけでなく、環境のことや在来種のことを考えている生産者から野菜を買いたい。まずは1回通販で注文してみた。 -
本に書かれている”オーガニック”の定義がおかしいのですよね。
「環境に負荷をかけない」「安心して食べられる」
と書かれているが、
どんな農業でも環境に負荷かけるし、安心かどうかは個々の主観次第。
https://seisenudoku.seesaa.net/article/487201974.html