- Amazon.co.jp ・本 (84ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877588304
作品紹介・あらすじ
国民的な詩人であるまど・みちおさんの普遍的な詩と、独自の世界観で活躍を続けるデザイナー・渡邉良重さんの絵が生み出す珠玉の一冊。童謡の印象が強いまどさんの新たな世界観を再発見でき、哲学的なことばとそこから広がるアートの力が体感できる。
感想・レビュー・書評
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山口県の病院の「ホスピタルアート」プロジェクト。渡邉良重さんの絵を元に石や陶磁器、ガラス等でモザイクにして病院を飾ったとのこと。
シンプルでも目が離せないモザイクたちと優しいのに急に刺さる詩に、恐る恐るページをめくる。
モザイクで作る円のさまざまな形の不思議。
途中で急にモザイクでない絵が登場して、何でだろうと思っていたら、ラストの壁画の迫力に息を呑んだ。
ああ
一ばん
ふるいものばかりが
どうして
いつも
こんなに
一ばん
あたらしいのだろう -
2013年山口大学医学部付属病院が病棟の新設にホスピタルアートを取り入れた。病院の壁や廊下に、まどみちおさんの詩をモチーフにした渡邉良重さんのモザイクアートが飾られた。
まどみちおさんの詩は心理の裏の面を鋭くついているのに、やわらかなことばで書かれている。
表紙の絵は「スカートがすき」という詩にあわせたもの。
2022.2.28初版第1刷 図書館
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著者プロフィール
まど・みちおの作品






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