仕事は楽しいかね?

  • きこ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877710781

感想・レビュー・書評

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  • 2時間程度で読破。試すことは楽しいこと。まずは試すこと。アクションを。時間を置いてまた読み直したい作品。

  • 目標に固執するのではなく、変化し続けること、試し続けることの重要性を説く。ダーウィンの進化論で、強い者が生き残るのではなく、変化に対応できたものが生き残るに通じる。また、セレンディピティにも通じる。

    7月2日読書開始7月8日読了。本文は160ページ程度しかなく、あっさり読める。

    こちらで見つける。
    http://rirema.doorblog.jp/archives/1342115.html

    目次
    第1章 仕事は楽しいかね? 10

    第2章 人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが<何度も>繰り返されていくのだよ。 22
    025 彼は現代の状況を職業的スタグフレーションと名付けた。かつての社員は、責任が重くなればその分、報酬も増えた。しかし近ごろでは、ますます多くのものが要求されるのに、給料はあがらなくなっているのである。

    第3章 試してみることに失敗はない 28

    第4章 明日は今日と違う自分になる、だよ 30
    035 みんな、人生のある時点で仕事に対する目標を変えた人たちだ。
    039 今日の目標は明日のマンネリ。

    第5章 これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのがね。 40
    043 エンジニアだったスティーヴ・ウォズニアックもアップル・コンピュータというのを組み立てて、自家製コンピューター・クラブの仲間に見せた。大きな目標なんかない。ただ自慢げに見せただけ。そのコンピューターを売るというアイデアさえ、ウォズニアックのものじゃなかった。友だちのスティーヴ・ジョブズにぜひそうしろとアドバイスされたんだ。
    049 僕は、たった一つしか目標を持っていない。毎日毎日、違う自分になること。

    第6章 必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。 52
    コカ・コーラ
    チョコチップ・クッキー
    リーバイス

    061 多くの人が、”計画どおりの結果になるものはない”という使い古された決まり文句にうなずくのに、相変わらず大勢の人が計画を立てることを崇め奉っている。

    第7章 目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーと待っていたりしないということだよ。 62
    067 「ブレイクスルー」(世界を変えた新商品を生み出した)16の企業は、持つべき姿勢をしっかり育てて、それから画期的な成功を収めたんじゃない。画期的な成功を収めて、それから持つべき姿勢について、もっともらしい話をしたんだ。
    072 目標や夢がないからという理由で失敗した事業を、僕は知らない。おもしろいことに、夢や目標こそが成功の秘訣だということは数え切れないくらい耳にするけど、いざその夢なり目標なりを実行に移して市場に入り込むと、十人中九人が失敗する。ろくでもない秘訣だね。
    075 成功するというのはね、右に倣えをしないっていうことなんだ。

    第8章 きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。 78
    087 ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、その事柄はそれ以上よくならず、ライバルに追い抜かれるのをただ待つだけだ。”完璧とは、ダメになる過程の第一段階”ってことだ。

    第9章 あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。 90
    第10章 それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。 100

    第11章 もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね? 114

    第12章 覚えておいてくれ。「試すことは簡単だが、変えるのは難しい」ということを。 132
    148 解決策というのは、後から振り返ってみれば、簡単に見つけられそうに思えるものだってことを。

    第13章 新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。 152

    第14章 きみが「試すこと」に喜びを見出してくれるといいな。 164

    エピローグ 169

    謝辞・情報源・参考文献 174
    ジャック・ミンゴ著「あなたの知らないヒットブランドの本当の話」
    スティーヴン・ケイニー著「The Invention Book(発明のおはなし)」

    訳者あとがき 180

  • 非常に印象的なタイトルである。そして内容の方も印象的だ。日本のサラリーマンで自分の仕事が楽しいと感じられてる人はどのくらいいるだろう。あるいは自分の人生が楽しいと感じられる人はどうだろうか?

    現代では「効果的」な方法がまるで宗教のように信奉されてしまっている。でも、それって本当に正しいの?と考え込んでしまうときがあるだろう。

    あるいは、自分の人生にはチャンスがまったく巡ってこない不運な人生だと考えている人もいるかもしれない。

    そういう立ち止まりに読んでみると、ふっと人生に対する視線が変わってくる感覚を与えてくれる本である。

  • 試し続けること。
    その試すことは一度にたくさんしてもいいこと。
    いいんだ、と思えるととにかくやってみようと思える。

    心理学実験だと、何が影響したか突き止めるために条件はひとつしか変えないけど、人生の実験はそうじゃなくていいんだね。
    やりたいこと、やってみたいこと、変化を厭わずにやってみればいい。

  • これに書いてることとアジャイル(経験主義)は似てるような気がした。

  • このやりとりが、刺さる。

    「私は今、三十五歳です。勤めだして、ほぼ15年になります。
    この十五年の間に、何を誇れるようになったのか。
    何を達成したと言えるのか。私に言えるのはこれだけです。
    『そこそこの給料をもらってる』
    いったい何がいけないんだろう。私は、真面目に一生懸命働いている。
    そのことに不満を漏らしたとしても、こう言われるのが落ちです、
    『仕事があるだけいいじゃないか』
    黙って感謝しろって?それじゃまるで、”生きているのはまだ死んでいないこと”と言わんばかりじゃないですか!」

  • 試してみることに失敗はないというのは常に頭に入れておこうと思う。
    とにかく迷ったら色々と試してみよう。

  • 目標を立てない、
    普通はどの自己啓発系の本やセミナーでも当たり前のように言われる目標、それを持たないと始める内容は結構衝撃的だった。
    序盤なにを言ってるのかよくわからなかったけど、アイディアは常に転がっていることや、実際に自分の仕事からアイディアを見つける方法まで、実践に落とし込んだ内容だった

  • 計画通りやるとか、そういうことに固執すると、今すぐやり始める勢いや、偶然を出す力が弱まってしまうというような話があり、目標設定について懐疑的になる。

    試してみることに失敗はない。
    目標を設定すると自己管理ができているような気がするものだ。今日の目標は明日のマンネリ。明日は今日と違う自分になる。
    遊び感覚で色々やる。
    偶然を出せるように練習する。

    『何を試して来たのかね?』

    適切なとき、完璧な機会なんてない。=今ただちに始めることだ。

    人は変化は嫌いだが、試してみる事は好き。

    アイディアというのは、常にまぐれ当たり。

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