毎日、社員が感動して涙を流す 理想の会社

著者 :
  • きこ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877712532

感想・レビュー・書評

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  • ブクブク交換で出会った一冊となります。
    物語仕立てですが「生涯の仕事」を意識させてくれるような感じで。

    根底にあるのは「ありがとうで始まり、ありがとうで終わる」との理念。
    これはなにも仕事に限った話ではなく、物事を進めるには大事かなとも。

    以前、まず「ありがとう」から会話を始めるんだ、
    なんておっしゃっている方がいて、その方の周りは笑顔が一杯でした。

    また一緒に仕事ができれば、なんて風にも思っています。

  • ”僕にとって初めて読んだ福島正伸さんの本。しびれました。
    ---
    T:1.5h→1.0hで了
    P:2/3福島さんセミナーの前にblogに投稿する→○
    O:マネケンで感じた「変えなきゃ」の想いを実行に移すチャンス
    ---
    <読書メモ>

    ★こうして小笠原社長は、日報は上司が部下に毎日感謝するために書くものとして、一日の最後に社員全員に送っている。
    ★佐藤は、相談に対しては、感謝と学び、そして主に自分の体験談を語って励ますことにしている。いわゆるアドバイスは、相手から求められた時にだけするようにしている。
    ★私たちは教育とは教えるものではなく、見せるものであると考えています。相手に共感してもらえるまでやって見せることで、相手の自発性を促します。
    ★一日のうち三十分間は、他人や他部門のために時間を使うことが業務となっている。
    ★「パパの会社は何でも楽しいんだね。大きくなったらパパの会社のお嫁さんになりたい」
    ★「私は一流の上司になりたいんだ。一流の上司というのは、部下の名脇役になれる上司だと思っている」”

  • 理想の会社における、日常のコミュニケーションを描いてある。理想の会社とは理想論かもしれないが、理想に向かって行動することが理想の会社である。実に共感できた。
    共通するのは漫然と理想の会社を思い描くのではなく、まず理想に1日を計画して実行することだ。計画ありき。そこにも共感が持てた。
    自分を振り返って、仕事の計画は立てるが、コミュニケーションの計画は立てていなかった。早速実行してみよう。

  • 福島先生が描く「理想の会社」の姿です。そして「理想の会社」の描き方も指南されています。大昔、本書の草稿となるコラムが、福島先生のホームページに載っていて、興味深く読ませて貰った事があります。

    本書を読みながら時々目頭が熱くなる事があります。本当に感動は身近にあるなと実感できます。反面、ワークライフバランスを取らなければならない立場とすれば、時間を好きなだけ仕事に注ぐ働き方は、どうしても無理があるように感じてしまいます。まだまだ働き手が、専業主婦家庭のお父さんが標準であるかのようなスタンスに、少しだけ違和感を感じたのは本音です。

    ...とは言え、「理想の会社」を構成しているものを分解していくと、確かに無条件でできることも沢山ある事に気づかされます(^^)

  • 【夢しか実現しない】
    いい言葉ですね。本書を読み、当たり前のことに感謝することを忘れているなと、思い知らされました。まずはありがとうを毎日言うことから始めよう。

  • 本書の中にも書いてあるように、「胡散臭い」。
    が、でもこういう会社・人間関係の場所に身を置けると、とても幸せだと思う。
    リッツカールトン、オリエンタルランドなどに代表されるホスピタリティ(おもてなし)の究極的な姿とも言える。

    従業員、同僚、家族すべての人に感謝し、誠心誠意尽くす。

    これはとても大事なこと。

  • 1.理想の会社を描こう

    2.理想の会社物語

    3.理想の会社の描き方

    一社員の私が読むというより、経営者が読む本なのかなぁと思いました。

    「まずは、経営者が社員に感謝する」とか「理想=ゴールを設定する」、「それを社員と共有する」とか、当たり前のこと、でも、だからこそ難しいことが書かれていた。

    経営者の方がわざわざ読むほどではない感じもした。

  • ・何かいいことがある一日などなくて、何かいいことをした一日があるだけ。そして今日一日をどう生きるかかが、自分の人生なんだ。

  • 「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」を書かれた福島正伸さんの著書の1つ。

    「理想の会社」を作るために必要なイメージを物語にすることで、より鮮明に具体的にイメージしやすくし、実現させていく為の方法が書かれた本。

    3部の構成の中で、実際に福島さんが作られた物語が、1部丸々書かれていたが、自分が「理想の会社」を描く時にすごく参考になる。

    あそこまで詳細に描けなくとも、理想を描くことが、今の現状をより良くしていく方法であり、「理想の会社」を描くことが、理想の会社になる過程そのものだということを学べた。

    経営者じゃなくても、より良い仕事をし、より良い会社にするためにどうしたらいいだろうと考えることが、今抱えている問題、課題を解決していくカギになると実感させられた。

    今の仕事をより好きになり、気持ちよく、そして効率的にこなし、極めていく為に実際に理想を描いてみようと思う。

  • 自分の会社はビジョンの共有が出来ていないと感じていたところに出会った一冊。理想を追い求めるという考えに共感。

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著者プロフィール

アントレプレナーセンター代表取締役。1958年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、さまざまな事業に挑戦し、1988年株式会社就職予備校(現・アントレプレナーセンター)を設立。代表取締役に就任。通産省産業構造審議会委員をはじめ、数々の委員を歴任。自立創造型相互支援社会を目指し、自立型人材の育成、組織の活性化、新規事業立ち上げ、地域活性化などの支援を続けている。これまで、25年以上にわたって、日本を代表する大手企業、ビジネススクール、全国の地方自治体などで、のべ30万人以上に研修、講演を行う。受講生からは、「人生が変わった」という声が多く寄せられる。「他人の成功を応援すること」を生きがいとしており、企業経営者など多く
の人から「メンター」と慕われている。著書は『メンタリング・マネジメント』(ダイヤモンド社)『リーダーになる人のたった1つの習慣』(中経出版)『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』(きこ書房)『僕の人生を変えた29通の手紙』(日本実業出版社)『僕はがんを治した』(WAVE出版)など多数。

「2021年 『新装版 真経営学読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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