キモチの行方 (光彩コミックス)

著者 :
  • 光彩書房
3.42
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本棚登録 : 150
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784877750633

感想・レビュー・書評

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  • 明治さんの著作が読みたくなって、読みあさってます。
    あとがき読んで「ああ、これBLって言葉が出始めの頃か」と懐かしく思いました。
    それまでは、耽美やら、JUNEやらでしたよね。
    いい言葉が出来たと思います。
    耽美は好きですが、自分が好きな男同士のお話は耽美じゃない事が多いので。

    双子に飼われた主人公のお話。
    3Pは基本苦手ですが、思い入れが強いのがオネエ言葉の方だったので普通に読めました。3Pというよりは、3人で秘密を共有という感じでした。
    そこに主人公に初めての友人が出来て、その子は主人公に気がある………此処で終わりって!?
    え?これからじゃないの?
    何も決着ついてないんじゃ?
    とてもこの先が読みたいので話は好きなんだと思います。あまりに物足りないので、評価は低めで。
    同じような3Pものを読んだのですが、それは登場人物の想いが理解出来なくて全く受け入れられなかったのですが、これは何を考えているか分かったかといわれると微妙ですが、気持ちのベクトルは分かるのでそこまでなんかいな話ではない気がします。
    友人と何かあって欲しいような、このままでいて欲しいような、何となく先がはっきりするのも嫌なので、この話は此処で終わりが正解なのかもしれません。

  • 攻めがオネエ言葉です
    エロはSM…ピアッシングやら薬やら道具などなどハード系

    オネエ攻めは地雷だけど、★は3.5かな
    しばらくしたらまた読み返そうと思います

  • SとMの関係性をここまで奥深く描いたBLを他に知らない。洋には総がケージを甘やかしてる風にしか見えないのかもしれない…確かに総はケージを壊れモノのように扱いながら、ケージの深層心理に根付いているM体質の部分も十二分に満足させてやってるんですが、外から見ると苛烈な性行為にしか見えなかったりもするんだろう。自分で痛めつけておいて手当てする=労わる喜び、ってのをSは持ってるもんなんだなぁ、って、この作品読んで奥深いなぁ、って思った。それまではSMなんてものは形式美くらいのもんだと思ってた。明治さん凄すぎます!!神経細かくて面倒見が良くて実は実直な性質がないと駄目だよな、Mを壊すだけでなんの実りもない関係になっちゃうんだろう。

  • オトモダチが良いポジション。オネエ言葉攻めも効いている。
    ただのピアッシング本かと思ったら、ちょっと違った。
    新たに取り付けられたドア、それが何を意味するのかが気になる。単に、洋を入れない恋人らしい関係を意味するのか、それとも、総のケージへの更なる依存を表しているのか。後者ならば恐ろしい。

    それはともかく、「ピアスの穴、ふさがっちゃったんだ」にはやられましたよ。

  • 総さんと啓治くんの関係って、表裏一体な気がする。確かに身体的には総さんが啓治くんを支配しているけど、精神面では啓治君が総さんを振り回している。単なる受け攻めに留まらない深いお話。

  • 恋愛感情があって話はきちんと繋がっている感じ。
    オネエ言葉の人が出てくるとリアルさが増す気がする。
    ミミズの這ったような線が苦手。

  • 〔あらすじ〕
    啓治の身体のいくつかのボディピアスは秘密の契約の印。
    彼は、双子の兄弟、総と洋に飼われているのだった。
    でも、初めての友人深山の出現で、
    その秘密の関係のバランスが崩れはじめて…。


    軽く?いえいえバリバリ?SM入ってます。
    ちょっと暗い感じのストーリーなのに
    (総のオネエ言葉が気に入らないけど)
    なんだか引き込まれて最後まで読んでしまいました。

    キライじゃないけど…読み終わったあと…
    テンション上がらず下がらずって感じ。

    それでも、最後はハッピーエンド!?で終わったので
    微妙にスッキリ(笑)

  • ひたすら尽くし攻め…っていうのかな。表紙から三角関係を連想したのですが、少し違いました。スピンオフを読んでみたいです。

  • 尽くし攻めの決定版

  • 単純に好みに合いませんでした。

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