抗う勇気: ノーム・チョムスキー+浅野健一対談

  • 現代人文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877981518

感想・レビュー・書評

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  • 超おもしろかった
    政治やマスコミの裏事情

    共同通信の記者であった浅野さんは
    インドネシアのスハルト独裁政権のときに
    弾圧を徹底取材したら国外追放されたっていう人
    ついでにインドネシア支局もなくなってしまったので
    共同通信からも国外追放されちゃったって人

    「スハルト政権から国外追放されたことはジャーナリストとして
    名誉なことだ」っていう言葉がとても印象的

    真実を明かして、権力の抑止力となるジャーナリズムって
    かっこいいと思う

    もともと言語学者だったノーム・チョムスキーさんが
    「あなたの言語学が、今やっている活動に役立ってますか?」
    と聞かれて、
    「いいえ、全く」と答えたのが、おもしろかった

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著者プロフィール

ノーム・チョムスキー(著) 1928年生。言語学者、批評家、活動家。アリゾナ大学言語学栄誉教授。『統辞構造論』(1957年)において言語学に「チョムスキー革命」をもたらし、その後も生成文法研究の発展を牽引し続けた。エドワード・ハーマンとの共著『マニュファクチャリング・コンセント』(1988年)では自由民主主義社会における思想統制のメカニズムを分析した。またベトナム反戦運動では中心的な役割を担い、それ以降も各地の独立メディアと協力して様々な草の根運動に協力し続けてきた。主に自国アメリカの国内外での強権主義に対して、アナーキズム思想と大量の歴史的資料に基づいて重厚な批判を展開している。存命中の学者としては世界で最も多く引用されている。ウェブサイト:https://chomsky.info/

「2021年 『気候危機とグローバル・グリーンニューディール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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