- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784878931840
感想・レビュー・書評
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再読。古今東西月に纏わる諸々、科学から神話から美術から文学から漫画まで…あらゆる月のエッセンスを詰め込んだまるで月のカケラの雫の宝石箱。開ければキララと弾け跳び、そしたらもう月の百花繚乱だ。フルカラーじゃない。トーンを押さえ鈍色めく密やかな煌き。それになんてったって月はモダーン。淑女でダンディでイカシテル。月は人を狂わすってほんとよね。月に憑かれたセイゴオさん最高にルナティック(常軌を逸したパラノイア)!太陽派の私だけれど太陽だけじゃ生きてけない。時に月を仰ぎ思いを馳せる時もある。そしてひもとく月の本。
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お月さまが奇麗な夜ほどいい気分になれる。月に話しかける。「明日は希望を持っていきていけますか」と。月は「さあ、どうかな」と答えてくれる。ゆっくりと僕は眠りに着くのだった。
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月に関する逸話・絵画・小説・詩歌・神話を古今東西問わずまとめあげた一冊。横山大観もポール・デルヴォーもまりの・るうにいもロード・ダンセイニも月でくくられる。夜の読書にオススメです。
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松岡正剛という人は何でも良く知ってて、知らないことを教わるには非常に頼りになる。ただ、内容が高度すぎて実生活に応用できることがあんまりない。−月を遊学−なんて雅な。月の百貨全書です。