精神現象学

制作 : G.W.F. Hegel  長谷川 宏 
  • 作品社
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本棚登録 : 282
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784878932946

作品紹介・あらすじ

日常的な意識としての感覚的確信から出発して時空の全体を見はるかす「絶対知」に至る意識の経験の旅。揺るぎなき理性への信頼と明晰な論理で綴られる壮大な精神のドラマ。

感想・レビュー・書評

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  •  長谷川宏の読みやすい訳。読んでる最中、100回くらい、読むのやめようと思った。それくらい難解な本。難解と言っても、本人の考えてることが難解でごちゃごちゃしてて、しかも説明もへたくそという点において難解ということで、本の内容自体にはそれほど感動や衝撃を受けることはなかった。。。とにかく大変な作業で、ほとんど労働のような非-哲学的な読書となってしまったが、古典的基礎として読むべしと思われるので、仕方なく読んでみた。ところどころ、「アッ」と胸に来るシーンはあったし、思考の過程におもしろさを感じることはあったということで、かろうじて星2点。けれど、もっと親切に書かれたものを読みたかった。ヘーゲルは実に性格の悪い人だ、ということがわかった。2008.3.4-3.27(24d).

  • 非常に読みやすいが、量が多すぎ、挫折。

  • 図書館本 134.4H51 (100100080121)

  • 難解で、読むのを挫折しました。再読したい。

  • 難しい。でも難解な本にたまに起こる、得体の知れないテンションみたいなものを掴むことが出来た本だったような気がする。これには名著と言われている作品に触れた嬉しさもあるのかも。考える楽しさをひさびさに感じた本だった。

  • 5月新着

  • 有名な〈即自〉〈対自〉がいつ出てくるか、気合を入れて読み進めていたのだが、本書ではかの哲学用語が用いられてないことを途中で知った。超訳と見做していいのだろう。

    〈感覚的意識〉から〈精神〉へと至る過程は頭の体操をしているようで面白かったものの、〈神〉という概念がどんどん抽象的になっていって難儀した。「訳者あとがき」によれば「Substanz」を意訳したうちのひとつということだけど、他の翻訳ではどうなっているのか気になるところ。

  • まるまる1ヶ月かかった。
    しかもよくわからなかった。ともかく読み終えたという満足感しかないかもしれない。

    本書のまえがきにもあるように何度も読まないとわからないのだろう。最低2回は読んでいると思う。本を閉じて開くと読んだはずのところが全くわかっていないと感じられて、読み直さないと次に進めないからだ。
    それで全くわかる気配がなければ投げ出すのだろうが、微妙にわかるかもしれないというかすかな何かが感じられてとうとう最後まで読んでしまった。
    それにしても、出てくる言葉の意味がよくわからない。
    「意識」はまぁたぶん意識のことだろうが、まず、いきなり「自己意識」がまずわからない。さらに「概念」や「精神」の意味が…あと「自己」や「自己に還る」などなど…
    これらはキーワードなのだからその意味がわからなくては全体の内容などわかるわけがないのだけれども、予感だけは抱かせ続けるという本である。もう何回か読んでみれば少しは理解できるようになるかもしれない。いや無理か?

    ともかく意識をこれでもか、これでもかという感じで観察し分析して「精神」とは何かを説明するような構成にはなっている。その執拗さはやはり常人ではない。すごいエネルギーである。

    「意識の形態」や「精神の形態」という言葉も出てくる。
    言葉が違うのだから意味も違うのだろうが、意識は運動するらしくあっちに行ったりこっちに行ったりしながら成長したり、消えたり、没落したりする。
    意識の運動に国家や社会が絡むのは経験的にわかっていたので途中そういう記述が出てくると「確かにそうだけど、どうしてここでなんだろう?」などとも考えさせられ、わからないけど止められないという思いをした。

    「精神の完成」に至ればとても充足し、喜びに溢れ、なにより自由のようである。そこまでの道のりを書かれているわけだから、一種のマニュアル本なわけで実際には出来なくてもやり方ぐらいはわかって良さそうなんだけど、どうも実践がともなわないと理解も出来ないらしい。ぼちぼちやるしかないのだろうなぁ…

    この本ばかり読んでるわけにもいかないし、他の本も読みながら時々ちょこちょこと読んでみよう。

    Mahalo

  • 初心者向けだと!?言ってくれるじゃないか…

  • 第5話『涼宮ハルヒの憂鬱 III 』

    YUKI.N>また図書館に

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著者プロフィール

(Georg Wilhelm Friedrich Hegel)
1770年、南ドイツのシュトゥットガルトで生まれ、テュービンゲンの神学校で哲学と神学を学んだのち、イエナ大学講師、ハイデルベルク大学教授、ベルリン大学教授となる。発表した本は6点、翻訳『カル親書』(1798年)、小著『差異論文』(1801年)、主著『精神現象学』(1807年)、大著『論理学』(1812–16年)、教科書『エンチクロペディー』(1817年、1827年、1830年)、教科書『法哲学綱要』(1821年)である。1831年にコレラで急死。その後、全18巻のベルリン版『ヘーゲル全集』(1832–45年)が出版される。前半は著作集で、後半は歴史・芸術・宗教・哲学の講義録である。大学での講義を通して「学問の体系」を構築し、ドイツ観念論の頂点に立って西洋の哲学を完成した。

「2017年 『美学講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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