ニュ-ヨ-ク’69

著者 : 草間彌生

• 作品社 (1999年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ベトナム反戦、ドラッグ、サブカルチュア。狂乱の60年代アメリカを震撼させたハプニングの女王が謡う追想のラプソディー。

感想・レビュー・書評

[hifumi1232001jpさんの感想 · 2018年6月2日]

ベトナム戦争の最中、ニューヨークで創作活動。アメリカの攻撃に抗する仏教徒インドシナ兵士を意識した表現が多々登場します。当時はそれを意識せずには、表現活動が出来ない背景であることが伺えました。

著者プロフィール

前衛芸術家。小説家。1929（昭和4）年長野県松本市生まれ。10歳の頃より水玉と網模様をモチーフに絵を描き始める。57年渡米、翌年ニューヨークに移り、ネット・ペインティングを発表。73年の帰国後も彫刻、映像、パフォーマンス等、自らの表現を追求し続けている。

「2012年 『クリストファー男娼窟』 で使われていた紹介文から引用しています。」