週末陰陽師~とある保険営業のお祓い日報~ (SKYHIGH文庫)

著者 :
制作 : 伏見 おもち 
  • 三交社
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本棚登録 : 33
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879191939

作品紹介・あらすじ

小笠原真備はお人よしな性格が災いし、中々成績を上げられない生命保険の営業マン。だがその正体は、武蔵野を中心に人知れず悪霊調伏をする稀代の天才陰陽師だった。平日の営業訪問で霊的に問題がある家を見つけ、週末に姉弟子の御子神ゆかりと共に悪霊調伏をしている。ある日の飛び込み営業中、真備は豪邸に住む清楚な女子大生・二条桜子と出会う。保険に興味を持った桜子は真備の話を熱心に聞き、訪問先の紹介までしてくれるが、どれも悪霊絡みの「週末案件」な家ばかりで-!?

感想・レビュー・書評

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  • 平日は保険の営業員、休日は陰陽師という主人公の物語。

    ライトノベルで経済小説ってあまりなくて珍しいなというのがは始めの感想。

    保険は大きく分けると3つしかないこと、外資系と国内系の保険会社のサービスの違い、悪いなど、保健の内容や営業についても良く知れる勉強にもなる小説。

    世界観が非常に作り込まれて、満員電車で犬の霊がまとわりついているのは誤魔化しをしたからとか、結果を求めるマネージャーの生霊がうだつの上がらない主人公の自宅までやって来たりと、細部が丁寧でなるほどと思わせてくれる。

    前半は陰陽師をやってるらしい保険営業員の話という感じで、会社の先輩でかつ姉弟子の御子神ゆかりや女子校生の姿をした式神梨華との日常生活が描かれているが、訪問先で出会った女子大生二条桜子の紹介先に訪問するあたりから一気に物語は加速する。

    詳しい内容はネタバレになってしまう面もあるので割愛するが、
    後半は怒涛の展開でグイグイ読み進めてしまう力がある。

    また、主人公や桜子、ゆかり、梨華との関係は、
    恋なのか、友情なのか、家族なのかが微妙なところもあり、
    地の文では敢えて恋愛感情を示唆しない書き方をしてあるように感じる。

    主人公たちの関係も今後も目が離せない。
    本シリーズは現在2巻まで出ている模様。

  • 軽い気持ちで読み始めたが、思いのほか面白かった。
    陰陽師と保険の外交員って変な組み合わせ!と思ったが
    人の生き様と病気や死にかかわることは共通しているのかも。

    陰陽師養成学校は、鞍馬山あたりにあったりして…
    現代にも陰陽道は引き継がれているのかもしれない。
    悪霊を退散させるシーンはアクション映画のような光景が浮かんで迫力があった。

    人の強すぎる思いは怖い。

  • 保険営業と陰陽師のお仕事小説。嫌味を言う上司が生霊になって家にまで付いてくるとか嫌だー!以前住んでいた場所の近くなので懐かしい地名がたくさん出てきて親しみをもってしまった。保険営業としてはまだまだだけど、陰陽師としては凄腕の真備君。姉弟子のゆかりに式神の梨華との陰陽師のお仕事場面かっこいい。清楚なお嬢様桜子さんとこれからなにか進展があるのかな。続巻が出ているようなので読みたいな。

  • ブクログさんの献本企画でいただきました、ありがとうございます!
    天才陰陽師の主人公は普段は外資系保険会社の営業マン。こんな保険営業マンに出会いたいなって思える人ですよね。
    保険の仕組みをわかりやすく教えてくれるし、自分の会社の商品をごり押しせず、より良い商品をお勧めしてくれそうだし。
    仕事のほうはイマイチ(人が良すぎて要領よくできない)だけど、陰陽師としての才能は本当にすごいんだなって感じの話が、さりげなく挟まれます。
    主人公、姉弟子、主人公が知り合った女子大生(お客様)、三者の視点で描かれるんですが、自然な感じで違和感ないです。ただ、最初のうちは誰の視点で描かれているのかわからない部分もあるので、ちょっと戸惑うかも。
    保険営業マンとしてのお仕事小説、陰陽師としての除霊部分、それぞれのバランスが良くて(ちょっとラブも入っている)、面白かったです。
    次回作が出たみたいなんで、そのうち買うと思います。

  • 保険について詳しくなった気になれる。2巻の方が保険内容的には興味深かった。保険◯。文章力◯。目新しさ◯。キャラ△。

  • 悪霊も保険相談もおまかせください!

    小笠原真備はお人よしな性格が災いし、中々成績を上げ
    られない生命保険の営業マン。だがその正体は、武蔵野
    を中心に人知れず悪霊調伏をする天才陰陽師だ。平日の
    営業訪問で霊的に問題がある家を見つけると、週末に姉
    弟子の御子神ゆかりと共に悪霊調伏をしているのだ。あ
    る日の飛び込み営業中、真備は鷹の台の豪邸に住む清楚
    な女子大生・二条桜子と出会う。保険に興味を持った桜
    子は真備の話を熱心に聞き、訪問先の紹介までしてくれ
    るが、それがどれも「週末案件」な家ばかりで――!?

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著者プロフィール

東京都生まれ。著作に『明治はいから洋食お嬢さま』(LINE文庫)、『星降り温泉郷 あやかし旅館の新米仲居はじめました。』(スターツ出版文庫)、『奈良町あやかし万葉茶房』シリーズ(双葉文庫)など。読み応えあるストーリー展開と、人間味あふれる登場人物たちのかけあいで、多くの読者を魅了するストーリーテラー。

「2019年 『平安あかしあやかし陰陽師 三 から紅の都と最後の大祓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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