オーブン・ミトンのおやつなお菓子: ホットケーキ、蒸しケーキ、マフィン…の感動!レシピ
- 三交社 (2010年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (87ページ)
- / ISBN・EAN: 9784879196217
感想・レビュー・書評
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シュー生地で作るドーナツがおいしそう~~。
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写真とレシピのレイアウトがよく見やすかった。豆の甘煮とか非常に丁寧に写真と解説がありました。マフィンがどれもおいしそうだったな
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製菓本を選ぶ際、表紙や中の写真の雰囲気や、材料が手に入りやすそうかどうかだけで決めている私のような初心者は、一度手にとって読んでおくべき良書です。
(同著者の、おいしい!生地、知りたがりの〜でも良いと思います)
たとえば。
通常、粉ものと水ものをボウルで混ぜる際「泡立て器で」「ゴムべらでさっくり」とだけ書かれている本が多いですが、この方の本は違います。「泡立て器で」の場合はこう、「ゴムべらで」の場合はこう、と3〜5コマの写真で詳しい説明があります。
(先日、パンケーキの本を見ながら初めてホットケーキを作ったのですが、特に混ぜ方の指定がなかったので、ダマにならなければ良いのだろうと泡立て器でがしゃがしゃと混ぜてしまいました…他にもいろいろ「書いてない部分」で失敗して、味は良かったけど全く膨らまないゴム板のようなホットケーキに…)
また、卵を使う場合、単に卵1個としか書いてない本もあれば、M1個とサイズが併記されているものもあります。
この本では、卵もg表記です。なんでも、M玉1個でも全重量58〜64gと差があるんだそうです。しかも卵白と卵黄の割合はM玉とL玉とでは違う(卵黄の大きさはほぼ同じなので、L玉は卵白が多いことがほとんど)とか…。
そこまできっちりしなくても、簡単に美味しく出来るレシピが知りたい、と思っている人が多いと思いますが(私もそうです)、基本の「きっちり」を知った上で手を抜けそうなところは抜く、のと、初心者がいきなり手抜き済レシピを渡されてなんとなく作る…のとでは、結果が違ってくるのではないでしょうか。
途中の工程写真も私がこれまで買ったどの製菓本よりも多く、生地の状態等が分かりやすいです。
出来上がりの写真も奇をてらわずオーソドックスな構図で、「お、ブラパラ!」なんて真っ先に食器に目が行くようなこともなく(笑)、あくまでお菓子が主役です。
製菓教室もされているようなので、素人が躓きやすいポイント等、熟知されているのだろうなぁと感じました。
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(2012/08/25追記)
プレーン・ホットケーキを作りました。
福田淳子さんのパンケーキbookのレシピでは全く膨らまず、どんなに火加減を調整しても焼き目がムラになったりして、二度(合計6枚)とも失敗してしまいましたが、これは1枚目からふっくら、ちゃんとオーソドックスなホットケーキが出来ました。ベーキングパウダー5%の力でしょうか。
同じガスコンロで同じフライパンを使っているのに、焼き色も均一にとても綺麗に焼けて唖然…。
ただ味だけを比較すると、ちょっとだけホットケーキミックス寄りかなぁ? 福田さんの方が風味が良かったような。膨らまなかったので口当たりはサイアクでしたが…。
でも母はこちらの方が美味しいと言っていました。うーん。
材料は「福田レシピ」(ただしベーキングパウダーは増量する)で、材料の混ぜ方や焼き方は「小嶋流」を参考にしてみようかな。