- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784879196279
作品紹介・あらすじ
史上初・超訳万葉集。とっつきにくいと思っていた万葉集をJ‐POPの歌詞のように超訳化。こんな殺伐とした時代だからこそ、共感できる『万葉』・心の言葉。これからの日本を作って行こうとするエネルギッシュな気運に溢れていた飛鳥時代から奈良時代の日本。そんな中で生まれた万葉集には、"ひたむき"な感動が一杯。何事にもひたむきだったからこそ、いま感動できる"万葉の言葉"。
感想・レビュー・書評
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万葉の時代を生きた人々と今を生きる人々。変わらない想いは確かに存在するんだなと感じました。
恋の詩は切ないものが多いと感じた。 -
教科書等の訳とは違って超訳だから読みやすい!
『うた恋い』が好きな人にもオススメです。
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
J-POPを聴くように、万葉集を読む!!
……という帯につられて買いました。
とっつきにくい万葉集をたのしく読めます。 -
こういうの取っ付きやすくてありがたい
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教科書に出てくる詠み人たちも、現代の私たちと同じ感性を持っていたんだなぁ…
あなたのお気に入りの一首を探してみてください。
日本語の美しさを改めて感じることのできる一冊です。
(学情センター職員 P・N:いろは さん)
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00168058 -
[図書館]
読了:2012/3/5
うーん、良いなぁ。まず、「読む気になる」もの。超訳の利点。
文法や訳の説明はほとんどなく(たまに注釈がある程度)、歌が詠まれた背景や読みびとの心情について短い文がついてる程度。
おかげで途中で飽きることなくさいごまで読めた。
定められたリズムの上で、この深さはすごいよね。 -
「超訳」を「J-POP translation」と訳しているあたりが超訳。
ところでこの本、帯がすごいんです。裏返してみると……。
和歌の存在意義とも言える恋の歌から、四季の歌、遠き人を思う歌や挽歌、厭世歌まで、短歌長歌入り交えつつ選ばれた万葉和歌を現代人に分かり易く訳してあります。
和歌というのは、誰が誰に送ったのか、返歌であればその前の歌がどんな内容だったのか、歌が詠まれたときの背景など、どこまでを歌として訳し、どこまでを解説として付けるのかが非常に難しい。また、同じ歌であっても解釈は様々です。
その中でも、超訳というだけあって、より簡潔に、現代人に受け入れられるよう配慮されており、共感しやすくて良かったです。
ここまで大胆にページを使って万葉集を訳、解説した本がもっと出れば良いと思います。 -
★P.N ミドリ さんのおすすめコメント
古代の言葉や歌って、なんだか特殊でとっつきづらい・・・ということもない?
万葉集は遊び心がいっぱいの詩集です。
ラブソングもたくさん!
OPACへ ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=9000781629 -
すごい、こんな昔から日本人の感性って変わらずに伝わってきてる!
確かに、淋しい思いをしている人の叫びのようだった。。。久々に読んでみようかな!
確かに、淋しい思いをしている人の叫びのようだった。。。久々に読んでみようかな!