- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784879280107
感想・レビュー・書評
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騙して金儲けをするオカルトとは一線を画する本。
ゾッとした。
間違った信仰や題目の上げかたについて、「かなり多くの宗教がこの過ちに陥って盲信になっている」と感じる次第。
ほとんどの人は受け入れられないだろうし、突っぱねるだろうし、わたしも拒否反応があったが悪霊がないと説明のつかないことが多い。
信じられないだろうが読んでほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悪霊に憑依されたケースが豊富に書かれている。お盆の実際について書かれており、なるほどと思った。
ただ、ちょっと看過できないなと思ったのが、精神疾患についての記述。
全ての精神疾患は心因性と言わんばかりの解説がなされており、自閉症も精神医学でいう自閉症とは異なる病態を自閉症と記述していて、誤解を生む。
要は本人の心持ちや親の育て方に問題があり、それが悪霊を呼び込み、悪化すると精神分裂(精神分裂病とは書かれていない)になるという前近代的な、"呆れた発想"が見られたのは残念。
というわけで、結構いいこと書いてあるけど、うつ状態にある人等には薦められない。
さらにこれは著者の責任ではないが、2人の医者が推薦の言葉を寄せており、無知な読者は、これが医学的にもお墨付きをもらったと誤解する恐れがある。 -
正直、コワい内容だし半信半疑だったりもあるか、ここに書かれた内容で説明がつくものも多々ある。
知識としてだけでも読んでおく価値あり。
YouTubeにまさにこの中に記載ある高橋氏の除霊映像がアップされておりますが、映像で観るとこれが本当ならなんてコワいのだろうと背筋に冷や汗がっ。
最近はここにあるようなあからさまな憑依現象は、神や悪魔や霊といったモノをすんなり信じている方が少なくなったせいか減ったかもしれないが、見方によればある種の精神の病などは憑依という視点で考えると分からんこともない。
何より、クヨクヨしたり妬んだり恨んだりネガティヴでいるコトは良くない、その理由ともなる。 -
興味深かった。