アーサー王物語の魅力: ケルトから漱石へ

著者 :
  • 秀文インターナショナル
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879635440

作品紹介・あらすじ

漱石、スタインベック、ウイリアム・モリス、バーン=ジョウンズなど多くの文人・芸術家の心を捉えて離さなかった「アーサー王物語」の魅力とは何なのか?ケルトの異教文化のなごりを含み、騎士道、礼節、慈悲、友愛、邪恋、憎悪などさまざまな要素から成るこの物語に魅せられ、研究を重ねてきた著者が、その人気の秘密、謎を丁寧に論じる。

感想・レビュー・書評

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  • 内容は一部「アーサー王伝説万華鏡」とかぶる。(ただしこっちの方が値段は安い)初心者向けだった「アーサー王伝説万華鏡」よりも、研究書よりの本。雑誌「ユリイカ」のアーサー王特集号に載った高宮・葛生・ひかわ対談、坪内逍遥訳の「シャルロットの女」の全文が載ってるので、「ユリイカ」を未入手の人にはお買得な1冊。

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著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授(中世英文学、書物史)。
1944 年生まれ。1966年慶應義塾大学経済学部卒業、1968年同大学文学部卒業、1970年同大学大学院修士課程修了、1973年博士課程単位取得退学、1978年ケンブリッジ大学博士課程修了。著作に、 Aspects of Malory, jointly edited with Derek Brewer (Woodbridge: Boydell & Brewer, 1981), 『西洋書物学事始め』 (青土社、1993年)など。


「2014年 『西洋活字の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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