- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784879812964
作品紹介・あらすじ
インターネット接続型携帯電話=ケータイが登場して10年、見えにくいネットの中の子ども達の実態を把握し、その闇に沈む子ども達を救う、学校の危機管理に必須の書。
感想・レビュー・書評
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子どもを取り巻く、ケータイの状況を
2009年時点では、よくまとまっていると思った。
米国のお母さんが、日本のお母さんに、子どもが
PCではなく、小さな画面で独りでWebを使用している
ことを「無責任」と発言したのは、印象的
ペアレンタル・コントロールの必要性を感じた。
大人側に、Webの知識がなく、そのツールの利便性と
危険性を啓蒙する意味では、よい書籍であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ケータイが問題なのではなく、保護者が勉強する姿勢にならないことと、インターネットの仕組みのせい。docomoが根源であることは周知の事実。
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インターネットの暗部は、そのまま、子どもたちの危険に直結していることを実感します。が、生まれた時から、ネットがあることが当たり前で育てられた今の子どもたちに、使用を禁止、ということも反発を招くだけです。リテラシー教育をもっと徹底すべき、との思いを強くしました。それにしても、「ケータイは思春期メディア
iモードは、当初から高校生をターゲットにした商品として売り出された。アダルト系、出会い系の提供も予想していた。
ドコモの幹部社員の話 2004年の時点」という事実には暗い気分になりました(-_-)
そして、ネットいじめの特徴
非対面
匿名
時空無制限
記録、再現性
相互的 傷つけ合う関係
深くうなずきます。 -
日本のケータイが世界的にも特殊でこんなにも危険なものという意識は小中学生の保護者の多くはあんまりもってないと思われる。少年写真新聞社刊なので、多くの公立小中学校に置かれているかな。これを読んだ教師からケータイの安全利用を保護者に伝えてくれることを希望。もっと保護者がしっかりしなくかちゃ。