はじめて見たよ!セミのなぞ

著者 :
  • 少年写真新聞社
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本棚登録 : 105
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879816030

感想・レビュー・書評

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  • これはセミにめっちゃ詳しくなれる…セミの体の構造はもとより、幼虫は土を掘り返して撮影したものが載っててすごいし、カラスが土を掘り返して幼虫を食べるなんて初めて見た。巻末には抜け殻図鑑まで載っている。抜け殻もみんなちょっとずつ違うのね…いやー子ども向けに図書館から借りたけど親の私が感心しっぱなしである。

  • セミ図鑑、セミの観察、記録

  • K
    四歳五か月

    Y
    二歳一か月

  • 説明が詳しく、項目が多い。結構難しいので、高学年向け(4年~)。
    写真を沢山用い、セミの生態について色々な観点から詳しく書かれています。
    ・セミ探訪マップ
    ・ハルゼミの羽化
    ・アブラゼミの生活
    ・セミのおしっこはきたなくないの?
    ・アブラゼミってどんなセミ?
    ・オスからメスへの求愛行動
    ・オスのかんちがい?
    ・アブラゼミの産卵
    ・アブラゼミの卵・ふ化
    ・ふ化幼虫の旅立ち
    ・土の中の幼虫を探す
    ・都会の公園のセミ観察
    ・日本の美しいセミ
    ・セミの天敵
    ・セミヤドリガのふしぎな寄生生活
    ・日本で一番小さいセミ イワサキクサゼミ
    ・セミのぬけがら図鑑
    など。
    間違ってオスに求愛行動をしてしまうオスの写真でほっこりしました。
    セミのふ化幼虫というのをこの本で初めて見ました。あまり見たことがないのでは?
    米粒のような小さな卵から孵化し、地上に落下していくふ化幼虫の姿を写真で見られて感激しました。
    ガの幼虫に寄生されても、別段弱りも死にもせず元気に生活しているのはすごい。
    しかし地面を掘り起こされてカールの様にカラスに食われる幼虫の姿が切ないです。

    薄い写真絵本かと思いきや、内容はとてもしっかりしたセミの生態本。
    昆虫が苦手な子には少しきついかもしれません。

  • セミって、身近だけど、知ってるようで知らない。夏休みの調べ学習にも。

  • [墨田区図書館]

    似たようなテイストの、「もっと知りたいセミの羽化」をちょうど借りようとしたところだったので、比較&追加要素として一緒に借りてきた写真絵本。やはり新開さんの写真はとても綺麗。

    こういうのを実際に見たいと思う反面、たまーにあっ!と思う瞬間を見つけてもそのシャッターチャンスを逃さず、かつ美しく残すことが至難の業と分かっているので、撮影技術もすごいんだけど、この美しい生物写真集をどれだけの工夫と忍耐をもって作り上げているのかと、そのことも感嘆。

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著者プロフィール

自然写真家。
愛媛大学農学部環境保全学科応用昆虫学研究室で鳥を研究。教育映画の演出助手などを経て、フリーの昆虫写真家として独立。昆虫の多様で不思議な生態や形態を掘り下げ、独自の視点から撮影を続けるほか、様々な動植物にも目を向け、生き物たちのつながりも観察、撮影する。宮崎県三股町在住。
著書に、『むしこぶ見つけた』(ポプラ社)、『生まれたよ!カメムシ』(岩崎書店)『虫たちのふしぎ』福音館書店、『虫のしわざ観察ガイド』(文一総合出版)、『はじめて見たよ!セミのなぞ』『虫のしわざ探偵団』『虫のしわざ図鑑』以上3点(少年写真新聞社)ほか。

「2022年 『野鳥のレストラン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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