二つの伝説 (東欧の想像力 6)

  • 松籟社
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879842886

作品紹介・あらすじ

狂った時代だったけれど、私たちにはジャズがあった――
 圧政下のチェコで歌いあげられた二つの伝説「エメケの伝説」「バスサクソフォン」は、ナチスもソ連も憎悪した音楽・ジャズにのせて、満ち満ちる閉塞感のなかで、生がはかなくもきらめく一瞬をとらえる。
 ジャズに憑かれた作者の回顧エッセイ「レッド・ミュージック」併録。

感想・レビュー・書評

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  • チェコのジャズ。

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    狂った時代だったけれど私たちにはジャズがあった―圧政下のチェコで歌いあげられた二つの伝説―「エメケの伝説」「バスサクソフォン」は、ナチスもソ連も憎悪した音楽・ジャズにのせて、満ち満ちる閉塞感のなかで、生がはかなくもきらめく一瞬をとらえる。
    ジャズに憑かれた作者の回顧エッセイ「レッド・ミュージック」併録。

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著者プロフィール

1924年、チェコの東ボヘミア地方に生まれる。カレル大学哲学部(文学部)卒業後、教師や編集者などを経て専業作家になった。1968年、改革運動「プラハの春」がソ連の軍事介入によって潰された後に、カナダに亡命。同地でもチェコ語で創作を続け、また、チェコ本国で出版ができないチェコ語の本を出す出版社「68年出版」を設立した。純文学、ミステリー、エッセイなど幅広いジャンルで活躍。ミラン・クンデラ、ボフミル・フラバルとならび、20世紀後半のチェコ文学を代表する作家と目されている。代表作に『意気地なし』(1958)、『奇跡』(1972)、『人間の魂の技師の物語』(1977)など。日本では『ノックス師に捧げる10の犯罪』(ミステリアス・プレス、1991)などが翻訳・刊行されている。

「2010年 『二つの伝説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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