見ちがい言いちがい

制作 : 宇野 邦一 
  • 地方・小出版流通センター
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879952578

感想・レビュー・書評

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  • 寝床から、彼女には金星の昇るのが見える。あいかわらず晴れた空に、太陽を背にしてきんの昇るのが寝床から見える。そのとき彼女はこの生命の源をうらむ。あいかわらず。晴れた夕方、彼女は仕返しを味わう。金星の仕返しを。もう一つの窓にむかって。古い椅子にぎこちなくすわり、輝く星をみつめる。

  • ベケットの選ぶ言葉が好き

  • これで出会いました

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著者プロフィール

1906-1989年。アイルランド出身の劇作家・小説家。1927年、ダブリンのトリニティ・カレッジを首席で卒業。28年にパリ高等師範学校に英語講師として赴任し、ジェイムズ・ジョイスと知り合う。ダブリンやロンドンでの生活を経て、37年の終わりにパリに正式に移住し、マルセル・デュシャンと出会う。ナチス占領下には、英国特殊作戦執行部の一員としてレジスタンス運動に参加。『モロイ』『マロウンは死ぬ』『名づけえぬもの』の小説三部作を手がけるかたわら、52年には『ゴドーを待ちながら』を刊行(53年に初演)。ヌーヴォー・ロマンの先駆者、アンチ・テアトルの旗手として活躍し、69年にノーベル文学賞を受賞。ポストモダンな孤独とブラックユーモアを追究しつづけ、70年代にはポール・オースターとも交流。晩年まで、ミニマル・ミュージックさながらの書法で、ラジオ・テレビドラマなど数多く執筆。

「2018年 『新訳ベケット戯曲全集2 ハッピーデイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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