ビッグ・サ-

著者 : ジャック・ケルアック 渡辺洋 中上哲夫

• 新宿書房 (1994年4月20日発売)

感想・レビュー・書評

[morganfieldさんの感想 · 2022年10月25日]

再読。

「路上」で一躍有名人になり、その状況に耐えかねて自然の中へ引きこもる。旅・移動を繰り返す「路上」とは正反対の内容だが、日記のように見て取れるケルアックの心境が見える作品。繊細でひ弱なビートの王様。

[もりさんの感想 · 2020年10月12日]

2020/10/10購入

[ohashieddyさんの感想 · 2012年4月6日]

少しずつ狂っていく、そんな状態でも

「人間の心にはびっくりするくらいの力が秘められている。
立ちはだかる山を動かしたり、疲れきっていても
ブーツを履いてまた上に向かっていきいきと歩き出せる。
骨にすごい力の源があるんだ。」

なんて事を言ったジャックが好き。

著者プロフィール

1922年マサチューセッツ生まれ。大学中退後、アメリカ大陸を縦横無尽に車で移動する旅を始める。著書に不滅の青春のバイブル『オン・ザ・ロード』や、『地下街の人びと』など。

「2013年 『トリステッサ』 で使われていた紹介文から引用しています。」