日本の地方自治その歴史と未来 (現代自治選書)

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  • 自治体研究社
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880374352

作品紹介・あらすじ

明治から「分権改革」までの地方自治史。

感想・レビュー・書評

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  • 展示期間終了後の配架場所は、1階 学士力支援図書コーナー 請求記号:318//Mi77

  • 図書館で借りた。

    地方自治の歴史を明治から三位一体まで解説している。

    大正デモクラシーは歴史の授業で習ったときには、本当に一部の人だけが騒いだようにしか感じなかったが、実際は違うことを知れた。
    小作人と労働者が議員定数の1/2以上を占めた議会が全国で60も生まれていたり、地租と営業税を国税から地方税に移せと言っていたり、長野事件で知事公選を求めたり、などがあった。

    明治からの事例をつなげながら現代まで説明しているので、お話を読んでいる気分になるし、何がどうつながっているのかが少し分かった気になる。

    「都市経営の革新」(1924年、岡実)に国税から地方税に移譲したら、いかに社会にプラスかという主張があるようで、読んでみたい。

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著者プロフィール

元滋賀大学学長

「2018年 『翁長知事の遺志を継ぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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