「習いごと」取扱説明書。―親の「よかれ」は、ほんとうか? (ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.119)
- ジャパンマシニスト社 (2018年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784880499192
作品紹介・あらすじ
はじめに 「根っこ」を育てる
天野秀昭(冒険遊び場初代プレイワーカー)
・データに見る、現代の習いごと事情――なにを? いくつ? いくらかかる?
・早期教育・習いごとの歴史――いつから迷うようになったの?
親の「よかれ」のその中身
その1 感性豊かに……
ピアノ教室・絵画教室で育める?
石川憲彦(児童精神神経科医/「ち・お」編集協力人)
こどもの感性ってなんだ?
浜田寿美男(発達心理学・法心理学者/「ち・お」編集協力人)
その2 ○歳過ぎたら遅い?
なぜ「三歳」といわれるか
石川憲彦(児童精神神経科医/「ち・お」編集協力人)
「脳は、こども時代の刺激で決まる」?
山口和彦(脳神経科学者)
Q スポーツの習いごとは、いつ始めるのがいい?
谷口輝世子(スポーツジャーナリスト)
Q 絶対音感が身につくのは、何歳まで?
淺野ありさ(小児科医・児童精神科医)
その3 やる気とがんばる力!!
疲れたら「ひと休み」して
内田良子(心理カウンセラー/「ち・お」編集協力人)
第三の居場所になることも
内田良子(心理カウンセラー/「ち・お」編集協力人)
その4 才能を発見し、伸ばしたい
「才能」について考える
山田真(小児科医/「ち・お」編集協力人)
「うちの子、将来有望!?」と思ったとき
山本芳幹(フリーライター)
英語・プログラミング教育……先どり学習させたい親心
岡崎勝(小学校教員/「お・は」編集人/「ち・お」編集協力人)
その5 スポーツで、将来有利?
その「すばらしさ」の真相は
岡崎勝(小学校教員/「お・は」編集人/「ち・お」編集協力人)
親の「手出し」が許されるとき
ケラケラ笑いながら適当に……それができないおとなへの処方箋
石川憲彦(児童精神神経科医/「ち・お」編集協力人)
こんなときは「手出し」をしてもいいですか?
回答・石川憲彦(児童精神神経科医/「ち・お」編集協力人)
感想・レビュー・書評
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割と見解偏っているなと思った
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(冒頭部分より)
こどもがやることを一緒におもしろがること、親の世界に閉じ込めずに、子供の世界で自由に遊ばせること。
幼児期は自然の中でおおいに遊んで、毎日楽しいと思うこと。そして、楽しいと感じる自分を、親や大人たちも面白がってくれること。それがこの世に自分が存在していていいという「根っこ」を育てるのです。
根っこがしっかりしていたら、かなりの困難にぶつかっても、自分で自分を支えながら乗り越えていけます。
こどもの習い事、周りが色々やっていると、どうしようかなぁと思う事があったけど、別に焦ることはないなと思えた。
「根っこ」が育ってくれたらいいな、と思う。