お母さんの当事者研究 本心を聞く・語るレッスン (ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.127)
- ジャパンマシニスト社 (2020年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784880499277
作品紹介・あらすじ
はじめに
いま、どうして当事者研究が必要なのか
熊谷晋一郎(小児科医/〈ち・お〉編集人)
この本の使い方
やってみよう! お母さんの当事者研究
―六人の語りと気づきの記録
ファシリテーター 熊谷晋一郎(小児科医)
当事者(お母さんたち)
Mさん(息子八歳、娘一三歳)
けいさん(息子六歳)
ひろこさん(息子七歳、息子・娘四歳)
まいさん(娘六歳・一歳)
みえさん(娘三歳)
りえさん(息子一〇歳・五歳・二歳)
自己紹介
・当事者研究を始める前に
研究テーマを決める
・進めるうえでのポイント(留意点)
・シェアしたい「困りごと」を考える
・選んだテーマを発表する
ペアでのワーク
・「苦労のエピソード」をふり返る
・お母さんたちの語り①―エピソード
・くり返す「パターン」と「苦労度」を探る
・お母さんたちの語り②―パターン・年表
発表の時間
・研究での「発見」をわかちあう
・最後のまとめと明日からの宿題
おわりに
語りはじめようとするあなたへ
熊谷晋一郎(小児科医)
感想・レビュー・書評
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「当事者研究」の手法をとり、母親たちがつまづきや傷つきを相互に開示し、ケアや気づきにつなげる。子育てには、これまでの人生が色濃く反映される。母になったからといって、人は突然強くなれるわけではない。子育ては誰にとっても本当に大変な経験であるなぁと改めて思う。
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6人の母による「当事者研究」。熊谷さんの当事者研究、初めて手順や実際やっているところを追体験できて、興味深かったです。解決を求めない、アドバイスをしない。具体的なエピソードをとっかかりにして話していく。自分の考え方のクセを見つけていく作業だと理解をしました。