論文作法─調査・研究・執筆の技術と手順─ (教養諸学シリーズ)

  • 而立書房
3.71
  • (14)
  • (14)
  • (25)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 355
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880591452

作品紹介・あらすじ

"盗作"の技術から、6ヵ月で完成でさせる法、テーマの絞り方、図書館の利用法、目録カードの実例…から、指導教員の選び方まで、審査の厳しいイタリアを例に、卒論・学術論文の作成方法を懇切に指導する。それ以上に本書は、世界的ベストセラー作家であり、記号論学者であるエコの創作と研究の秘密を垣間見せてくれる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • エーコ大先生の論文指南書。テーマ決め、資料集、計画、執筆と各フェーズに応じて、研究の心得が詳細に書かれている。ターゲットは人文系の論文だが社会科学にも使える。
    とはいえ、けっこう冗長だし日本には当てはまらないところもあるので、論文の書き方系の本初めて読む人、あるいは初めて論文を書く人には向かないようにも思う。いちど論文を書いて苦しんだことのある人の方が、細かいところで示唆を得る、という使い方がいい気がする。

  • 人文系に焦点化していて、この本にしか書いてない情報というのがいろいろあると思う。

  • ・イタリアの小説家ウンベルト・エーコによって書かれ、日本語訳された本です。 
     大学4年次に取り組む卒業論文について「テーマ決め」から「論文執筆」までの一連のプロセスについて書かれています。1つの小説としても読むことができ、目次には「指導教員に利用されるのを回避するには」という項目も…!?ユーモアのある本です。

    (特集:「卒業論文・レポート対策」)
    ↓利用状況はこちらから↓
    http://mlib.nit.ac.jp/webopac/NP09103283

  • 1

  • 対象者は人文学より、社会科学院生は読まなくて良いかも。
    人文さんは必携。

  • 1795円購入2009-11-30

  • パソコンもインターネットも無い時代の論文の書き方、ということなんだろうけれど、あまり参考になりませんでした。翻訳の問題なのかもしれないが、文章の「口調」もなんだか鼻につくというかやたらとエラそうなので辟易してしまいます。

  • 2017年、2018年4月~6月、「“新入生のための”最初に読む本(学習・思考・情報探索)」にて展示。

    【展示紹介文】
    小説『薔薇の名前』でも有名な記号論学者エコによる指南書。人文系の学生を主な読者に想定して書かれている点が特徴的です。なぜ論文を書くのか,他者の研究を「参考にする」とはどういうことか,といった研究の姿勢に関わる部分を言葉を尽くして解説しているので,気持ちの問題でスムーズに執筆にとりかかれず悩んでいる方におすすめします。

    2017年10月~、「卒業論文のこと、考えてますか?(具体的な作業のプロセス)」にて展示。

    【展示紹介文】
    人文系の学生を主な読者と想定していますが,他領域の人にとっても価値ある本です。見通しをもって着手し時間内に仕上げるために前もって考えておくべきこと・決めておくべきルールがわかります。

    ▼名古屋大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://nagoya-m-opac.nul.nagoya-u.ac.jp/webopac/TW50047360

    ※「2016年卒論30分講座」にて使用。

  • 本書に書かれた数々の愛ある言葉の中でも最も目の醒めるものが次のものだろう。「論文を作成するのは楽しむことを意味するし、論文とは、何も無駄にはならない点で、豚みたいなものなのだ。」(P.256)
    論文を書くとは、論文に自分の人生の大切な一部を捧げること。それを「豚」とはたいがいな…。だが、確かに論文を書く経験とは「豚め!」と叫んで原稿を叩きつけたくなる忌々しさとの喜びにあふれた戦いなのだ。なにしろ愛とはその対象と刺し違える覚悟のことなのだから。

  • 大学生の時に読んだ思い出の一冊。初めての論文は初恋のようなもの、というフレーズがいつまでも印象に残っている。社会人になって10年以上が経った今、改めて読み返してみたい。

全26件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ウンベルト・エーコ(Umberto Eco)
1932年1月5日 - 2016年2月19日
イタリアの作家・評論家・研究者。イタリア共和国功労勲章受章者。
1980年に小説『薔薇の名前』(lI nome della rosa)を刊行。それまでの中世美学や記号論の知見や研究成果をふんだんに用いて、フィクションの記号論的分析、聖書分析、中世思想研究、文学理論などを盛り込んだミステリー作として全世界でヒットし、映画化もされた。その他の小説作として『フーコーの振り子』(Il pendolo di Foucault)、『前日島』(L'isola del giorno prima)、『プラハの墓地』(Il cimitero di Praga)、『バウドリーノ』(Baudolino)など。
本来の出自である美学者・記号論学者としても、『中世美学史』『記号論』『ウンベルト・エーコの文体練習』など、世に知られた作品は数多い。

ウンベルト・エーコの作品

論文作法─調査・研究・執筆の技術と手順─ (教養諸学シリーズ)を本棚に登録しているひと

ツイートする