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本 ・本 (47ページ) / ISBN・EAN: 9784880593296
感想・レビュー・書評
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(15-39) ずいぶん前に一度「宇津保物語」を読もうとして挫折した。そのときは確か原文に対訳が付いている本だったと思う。難しいうえあまり物語が面白いと思えなかったけれど、一度は抑えておきたい気持ちはあった。図書館でこの本を見つけ、小さくて可愛い絵本だったので借りた。絵がうっとりするくらい魅力的で、話が分かりやすくてとても素敵だった。大河ファンタジーといってもいいお話で、これが千年以上も昔に書かれたとは驚き!
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琴の秘曲伝授の話
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宇津保物語に興味が湧いて手に取った。残念だけれど、この人の絵は、表紙のもの以外はあまり色合いが好みでない。でも話は、伊東節子が英訳→大筋を縷衣香が日本語訳という順を経ているのでとても読みやすく、入門、足がかりとしてはとても良かった。読んでる最中ははじめの俊蔭のところが色彩豊かで楽しかったのに、読後はやはりうつほに籠もり琴に没頭する異様な母子の情景が印象に残った。
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