ねえ君、不思議だと思いませんか?

著者 :
  • 而立書房
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本棚登録 : 46
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880593999

作品紹介・あらすじ

科学的思考のすすめ
リニア新幹線、STAP細胞騒動、ドローンという怪物、電力自由化、宇宙の軍事化、町工場の技術etc.
いま日本に何が起こっているのか?

感想・レビュー・書評

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  • 2017.6.17市立図書館
    (読み始める暇もなく返却期限。またそのうち借りよう)

  • 科学者が矜持を持っていられた時代の碩学が見識を持って書いた随筆。こういう書き方はおそらく最初からブログのあった世代には難しいのではないか。
    同意できないものがとてもたくさんあるにしても、こうして読むとつくづく随筆の力を感じる。

  • 科学者の良心。

  • タイトルは寺田寅彦の口癖~科学者は社会との関わりを持たねばならない。戦争という言葉でなく、安全保障という言葉を使えば許されるというのは危険~基本は反戦、反原発、反東京五輪。1944年生まれの物理学者で、富士ゼロックス提供のGRAPHICATIONと中日新聞連載中の時事コラム、三洋化成の業界紙に書いたもの。原子力ムラの話だったり、小保方さんの問題とか、iPS細胞の危険だったり、日本の再軍備だったり。確かに、言葉の使い方で誤魔化されちゃいけないね!…例えば、監視カメラを防犯カメラと言い換えたり、軍事目的を安全保障の観点からと言い換えたり…くわばらくわばら…眉唾か?

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著者プロフィール

1944年兵庫県姫路市生まれ。京都大学理学部物理学科卒業後同大学大学院へ。1975年に理学博士。北海道大学助教授、国立天文台、名古屋大学大学院の教授を経て現在名古屋大学名誉教授。観測データを用いて宇宙の進化を理論的に解明する研究を行う。『寺田寅彦と現代』(みすず書房)『ふだん着の寺田寅彦』(平凡社)など寺田寅彦に関する著書を発表。『科学と科学者のはなし』(岩波少年文庫)『なぜ科学を学ぶのか』(ちくまプリマー新書)など高校生向きの本もある。

「2021年 『寺田寅彦と物理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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