放課後の哲学談義

  • 而立書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880594071

作品紹介・あらすじ

定年を迎えた哲学教授ベッラヴィスタ氏は、高校生相手に放課後の私塾を開いていた。生徒のひとりは秀才のジャコモ、もうひとりはサッカー狂いのペッピーノ、さらにもうひとりは魅惑的な女生徒ジェシカ……。養老院で亡き友の思い出を語るよりも、少年少女との語らいのほうが生きる意欲が湧き、精神も若返るというのがベッラヴィスタ氏の持論。ところがベッラヴィスタ氏はいつしか女生徒と道ならぬ仲に!!  ニーチェ、ベルクソン、ベンサム、フロイト、ポパーなどの哲学談義の日々に、教授と生徒との愛憎や肉欲が交錯する。現代社会の焦眉の諸問題を大胆にあぶり出す注目の野心作。

著者プロフィール

1928年ナポリ生まれ。ナポリ大学卒業後20年間IBMイタリア支社に勤務。1977年TVに出演後、処女作『クレシェンツォ言行録─ベッラヴィスタ氏かく語りき』が爆発的なベストセラーとなったのを機に転身。その後、数多くの書物を出版し、世界25ヶ国で計1800万部以上刊行。テレビ司会者、映画監督、脚本家、俳優としてマルチな活躍をしてきた。
主な邦訳書に『物語ギリシャ哲学史Ⅰ、Ⅱ』『楽しいギリシャ神話ものがたり』『疑うということ』『クレシェンツォのナポリ案内』『ベッラヴィスタ氏分身術』『クレシェンツォ自伝』『ベッラヴィスタ氏 ユーモア名語録』『現代版ホメロス物語』ほか。

「2018年 『放課後の哲学談義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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