談 no.102 レジリエンス……都市への視線

制作 : 公益財団法人たばこ総合研究センター 
  • 水曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (86ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880653587

作品紹介・あらすじ

今、さまざまな分野で注目されている概念に「レジリエンス」がある。
都市社会学の文脈に落とし込めば、都市の社会変化に対する適応力、柔軟性、回復力、応答可能性といった意味になるが、それは、とくに「公共性」の議論に重要な知見を与えてくれる。
公共空間の再生は、端的に都市のレジリエンスを高めることにつながるからだ。消費に特化したモノカルチュラルな都市の内部に、多様で複合的な公共空間を回復していくことであり、都市の持続・再生には不可欠な要件である。
排除の空間になりつつある現在の都市の公共空間を真の意味での「公共性」の場(トポス)として再創造することはいかにして可能か。都市のレジリエンスを視野に入れた新たな「都市の社会学」を構想する。

著者プロフィール

大妻女子大学教授

「2024年 『社会学の基礎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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