映画がなければ生きて生けない 2013-2015

著者 :
  • 水曜社
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本棚登録 : 10
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (664ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880653754

作品紹介・あらすじ

ハードボイルドに魅せられた男たちと映画に魅せられた男たちに贈る、映画コラム。好評シリーズ第4弾、発売!
ラ・マンチャの男/あしたのジョー/ミシシッピ・バーニング/マルタの鷹/ロンゲスト・ヤード/ダイ・ハード3/その男凶暴につき/笑う警官/パッチギ/炎の人ゴッホ/スタンド・バイ・ミー/大いなる野望/アビエイター/ネバダ・スミス/ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男/ブラジルから来た少年/マラソン・マン/ゴールデンボーイ/夜と霧/アンネの日記/愛を読むひと/縞模様のパジャマの少年カサノバ/存在の耐えられない軽さ/それでも恋するバルセロナ/コレラの時代の愛/抱擁のかけら/恋愛日記/柔らかい肌/黒衣の花嫁/好色一代男 他コラム総数約150本

感想・レビュー・書評

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  • 十河進のコラムと付き合ってきてかなり年月が経つ。私が自分の「これから」を考える時(50代から先のことだ)、この著者が先人として存在することを心強く思う。声高にかつ闇雲に何かを主張したりしないが、それでいて主張内容に一本筋が通っておりバカに出来ない凄みを感じさせる。多様な本や映画に触れてきて、かつ自分自身の人生と愚直に対峙してきた人だからこそ言える真実がある、と思うのだ。ジャズを聴きながら読み、この著者の「変わらなさ」はそのままジャズに抱かれている時の懐かしいマンネリ感と紙一重なのではないか、と思ってしまう

  • 分厚い!ちびりちびり味わいながら読むべし。

  • 偶然なのだが、この本には、かつて遭遇したことのある人物が登場している。その当時は、有名な人だと知らなかった。懐かしかった。

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著者プロフィール

1951年香川県生まれ。中央大学仏文専攻卒業後、出版社に勤務する傍ら映画コラムを執筆。エッセイ集「映画がなければ生きていけない1999-2002/2003-2006」により第25回日本冒険小説協会特別賞「最優秀映画コラム賞」受賞。大沢在昌氏著「天使の爪」(角川文庫)、矢作俊彦氏著「マンハッタン・オプ3」(SB文庫)、香納諒一氏著「梟の拳」(徳間文庫)の解説を書くなどハードボイルド・ミステリにも造詣が深く、自らも「キャパの遺言」で第62回江戸川乱歩賞候補となる。

「2023年 『映画と本がなければまだ生きていけない 2019-2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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