わたしの居場所、このまちの。 制度の外側と内側から見る第三の場所

  • 水曜社
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784880654966

作品紹介・あらすじ

近年、介護予防の場所として注目を集める「居場所」。

 2000年代前半に同時多発的に小規模な場所として開かれ、当初の不安に反し全国に広がりを見せ、介護予防や介護機能を担うことが期待されるようになった。そして元々、制度や施設の外側として開かれた居場所が逆に制度や施設のモデルにされるという動きも生まれている。しかし本来の「居場所」は既存の制度や施設の枠組みでは上手く対応されない切実な要求に対応するために開かれてきた経緯があり、「生きる喜びや楽しみ、自己実現の場」、「地域に生きる安心につながる」ことを目的とした場所である。



 本書では筆者がこれまで調査、運営のサポートに携わってきた先駆的な「居場所」について、前作『まちの居場所』より更に踏み込んだ実態を紹介するとともに居場所と施設を比較・分析し、制度化される過程で見えにくくなってきた本来の役割を明らかにする。



 訪れた一人ひとりの要求とその対応により多機能化する「居場所」は介護予防が目的ではなく「結果として」介護予防が実現されて行く場であり、制度と施設の外側から日常を豊かにしてゆく。その実現を目指し、活力ある地域と社会の構築を論究する。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

978 年京都府生まれ。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。まちの居場所の研究・実践を続けている。清水建設技術研究所を経て、2013 年から岩手県大船渡市に移り住み、「居場所ハウス」の運営・研究に携わる。2014 年よりワシントンDCの非営利法人「Ibasho」がフィリピン、ネパールで進めるプロジェクトのサポート・研究。2015年8月より特定非営利活動法人Ibasho Japan・副理事長。東京大学大学院経済学研究科・特任研究員(2015 ~ 2017)。2018 年10 月よりIbasho Japan・代表(~現在)。大阪府の千里ニュータウンで長年「まちの居場所」、計画住宅地のアーカイブに関する研究と実践を行い、現在千里ニュータウン研究・情報センター事務局長。 著書に『まちの居場所、施設ではなく。:どうつくられ、運営、継承されるか』(水曜社)、共著に『環境とデザイン(シリーズ〈人間と建築〉3)』(朝倉書店)、『まちの居場所:まちの居場所をみつける/つくる』(東洋書店)、『まちの居場所:ささえる/まもる/そだてる/つなぐ』(鹿島出版会)。「まちの居場所」の活動記録として『街角広場アーカイブ’07』(ひがしまち街角広場, 2007 年)、『居場所ハウスのあゆみ』(Ibasho, 2015年)を編集

「2021年 『わたしの居場所、このまちの。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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