誰も語らなかった 首都腐敗史

  • 成甲書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880863528

作品紹介・あらすじ

小池劇場に騙されるな!
都庁は頭から腐っている!!

青島に始まるタレント知事時代から狂いだし石原がおもちゃにして定着した無責任都政を猪瀬・舛添の無様な木っ端知事が引き継いで、独裁者・小池が完成を目論む!

豊洲市場の移転問題、東京五輪の費用肥大化、噴出する難題に連日熱狂するメディア・・・
劇場型都政が幻惑する伏魔殿・東京の巨大な闇に辛口の政治評論家・森田実と「反骨のジャーナリスト」斎藤貴男が舌鋒鋭く切り込む、本邦初の「都政腐敗史」対談。
全ての腐敗が一目でわかる「都政腐敗史年表」付き

感想・レビュー・書評

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  •  森田実さんはもう少し話の分かる人だと思っていたがこの本に書かれていることにおいてどうも私怨がたまっているのかと感じる表現が多々感じることが気になってしまった。

     書かれている事、言っていることは共感をもてるのだがちょっと意地悪なところがありそこに嫌悪感を感じてしまう。

     評論家は良いところは良い、悪いところは悪いとはっきりと語れることが前提でありそこに己の情を入れることは避けるべきであり、それをすることにより信頼性が消失してしまうと思う。

     東京は歴史的に浅い街、その初めから腐敗が進んでいたとなるといったん解体されなければ変わらないのだろうし解体されたとしても先行きは思いやられる。いったいどのように政治を動かしていけばよいのだろう。

  • 森田実さん、最近テレビで見かけないな、と思ったら、理由はそういうことかと知った。対談の時期が少し前だけに、今読むとちょっとずれる感じは否めないが、時代に対する危機感はヒシヒシと伝わってくる。まだまだ頑張って欲しい方だ。

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著者プロフィール

政治評論家。東日本国際大学名誉学長。
1932年静岡県伊東市生まれ。東京大学工学部卒業学徒動員の最後の世代として戦争を経験。
若き日は学生運動に身を投じリーダーとして活動。
1973年に評論家として独立。以後、テレビ・ラジオ、著述、講演活動などで活躍。
2023年2月7日、逝去。享年90歳。

「2024年 『「西部邁」を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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