巨匠に教わる絵画の見かた (リトルキュレーターシリーズ)

著者 :
  • 視覚デザイン研究所
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レビュー : 71
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881081242

作品紹介・あらすじ

本書では、画家自身の作品に対する言葉、同時代の画家、作品に対する言葉、影響を受けた過去の画家、作品に対する言葉を作品とともに紹介しました。

感想・レビュー・書評

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  • ルネサンス前から現代までの絵画について、
    時間軸に沿って、画家ごとに1~4ページで
    解説している。
    それだけなら割とありそうな美術史の本だけど、
    本著の特徴は、その画家について同時代または後世の画家が
    どのように言及、評価しているかを、
    文献を元に記している。
    これにより、画家間の影響や反発が見えてくる。
    本来的には美術的表現に関するものだが、
    中には人間関係の好悪によるものもあって、
    彼ら美術史の「巨匠」が生きた人間であることが垣間見えて、
    読み物としても面白い。

    この本と、私の大好きな「絵画の読み方(西岡文彦)」だけで、
    とりあえず絵画ネタはかなり判るようになります。
    これでTV「美の巨人たち」も「日曜美術館」も
    「世界の名画」も「ぶらぶら美術・博物館」も
    2倍楽しめます。たぶん。

  • アートに興味あるけど、造詣は深くない貴方(それは私)にうってつけの本です。

    どちらかと言うと現代美術を見るのが好きなんですが、昨今のアートがあるのも先達の歴史や流れがあったからこそ!これは見なければなるまい、と色々美術史的な本を読んだものの教科書を読む時のように読み物としては楽しんで読めるものはなく、どうしても頭にすっと入って来ない。

    これはイラストと共にその絵画や作者について楽しく学べます。
    その時代の他の画家たちの批評なんかも書かれていて巨匠と言われる方たちがぐっと身近な血の通った人間として感じられます。何というか、そこら辺のおっちゃんがぶつくさ言ってる感じだったり、こいつ絶対偏屈だな・・・とか思えちゃうのが面白いですよ。

  • 画家を時代、運動によって分類し、数点の絵を載せてくれています。それに加え、他の絵画の巨匠たちが、その絵に対して(またその画家に対して)どう評価していたか、生の声が載せられています。

    大変わかりやすく楽しい。
    後期印象主義のゴッホについても、ベン・シャーンが語った言葉
    「ゴッホの絵画を居間の壁にかけているのは大きな誇りだろう。しかし、ゴッホその人を居間に座らせるはめになったら、こりゃあもう、考えただけでもえらいこったよ」
    このひとことだけでも、ゴッホの人となりがうかがえるのですが
    他の画家についても、色んな巨匠の飾らない本音が書かれていて、楽しめました。

  • ルネサンスから20世紀美術まで有名画家とその作品が紹介してある本。
    西洋美術にちょっと興味があるけど、どうやって一歩踏み出そうか迷ってる人向け!
    各画家1・2ページに作品、特徴、他の画家の意見とかが載ってて、気軽に勉強できちゃうすぐれもの。

    私はラファエロ、アングル、ルノワールが好きだな

  • 絵画に関しての簡単な事典として重宝する。入門としてもってこいである。一冊に有名画家の有名作品とコメントをギュッと圧縮してある本だ。

    これは「巨匠に教わる○○」というシリーズ本(全3冊)の1冊である。他のは所持していないが、機会があれば購入したいとも思っている。

    塾の教室に絵を飾ろうと思い久しぶりに手に取ってみたが、ついつい読みふけってしまった。あまり固くなく手に取りやすいということで初心者向けだろう。(何を隠そう私も初心者だ(笑))

  • 西洋絵画の本はたくさん読んできたけど、こういう企画編集は初めてで、面白いですね。

    画家本人、同時代の画家、そしてその後の画家たちによるコメントが、似顔絵(イラストは 閔正仙さん、編集は早坂優子さん)とともに描かれています。その様子はSNS風で、とても楽しいです。

    中野京子さんや高階秀爾さん等の美術本もおもしろいけど、この本はイラストでわかりやすく解説してくださっているので、初心者にお薦め。でもそれ以外のかたにも十分楽しめると思います。

    本の真ん中あたりが印象主義なので、予想より現代の占める割合が大きいです。新しい絵は良さもわからないけど、コメントもやっぱり難しいと感じました。「現代アートについては次の機会にじっくり説明させていただきたい」と書かれているので、折を見て。

  • 【特徴】
    ・ルネサンス〜20世紀の画家の代表作や作品の特徴を説明
    ・画家たちが互いのページに登場し、褒めあったりけなしあったりしているのが相互の繋がりが分かり面白いです。
    ・フルカラー

  • この本の図解は現代式で嫌いじゃない。

    有名どころがひととおり押さえられていて、勉強になる。

  • 画家の解説がわかりやすい。

  • 資料ID: W0176436
    請求記号: 723||Ky 5
    配架場所: 本館1F電動書架C

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