鑑賞のための西洋美術史入門 (リトルキュレーターシリーズ)

著者 :
  • 視覚デザイン研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881081907

感想・レビュー・書評

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  • 西洋美術、特に著名な絵画と、それが描かれた時代背景を、カラー図版とイラストを使ってわかりやすく説明する入門書。

    西洋美術は、時の権力者・上流階級が制作させたものであり、感じるというよりは、その時代背景からメッセージを読み解くもの。世界史における主な出来事、宗教・政治・経済の与えた影響など、絵画を読み解くポイントがわかる。大きな歴史の流れをつかむために、たとえば『世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」』を併読すると、さらに理解が深まる。

  • 西洋美術史の本を続けて読むの巻。
    宗教や時代の流れと関連しつつ、美術がどのように変遷してきたのかわかりやすい。

    イラスト解説で「キモチワルー」とかシュールなコメントが入ってるのもツボ。。

  • 結構おもしろかった

  • 原田マハさんの絵画小説を読む時に、並行読書するのにうってつけだった。
    画家の特徴と代表的な作品だけでなく、美術用語も解説してある。全ページ総カラーなのも良かった。図書館で借りたのだけれど、手元に置いておきたいな。

  • 以前ウィーンの美術史美術館に行く前にこれを読んでから行きました。
    西洋美術史が当時の時代的背景とともにすっごくわかりやすく書かれていて、きっとこの本を読んでいなかったら、美術館でもったいない時間を過ごしていただろうなー!と思うくらい役に立ちました。
    絵画が時代の流れに沿ってどう変わっていったか、その変化のKeyPersonとなったのは誰なのか、建築様式とのつながりや宗教的意味合いなど、様々な視点から絵画のとらえ方が書かれていて、ちょこちょこイラストと一緒に添えられている一言や細目に記載された用語の解説が理解を助けてくれます。本の作りも視覚的に工夫されてるので頭に入ってきやすいです。

  • 現代美術をもう少し詳しく知りたかった

  • どんなときでも笑顔のアルカイックスマイル(笑)そんな生命感を表す工夫であったスマイルが消えたのは有料になったから、、、なんてこともなくポーズで生命感が表せるようになったからだそう。ルーブルで見たプシュケ。一度その翼に行ったものの見損ねてしまい、再度探しに行った思い出も。何故か昔のルーブルの建物(確か地下)に迷いこんだりね←ダンジョンだったよ。フリードリヒの「海辺の修道士」が印象的!ベルリンにあるのかぁ。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00031607

  • 美術史の大まかな流れは頭に入っているので、細かい部分を知りたいと思い購入しました。

    オールカラーで説明もわかりやすく、読んでいて飽きないのが嬉しいです。

    まずは好き・興味のある部分を何度も読んで、そのあと違う部分にシフトしていきます。
    最初から全部読もうとすると中々大変です。そんなボリューム。

  • 美術館行く前に目を通すのにいい。

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著者プロフィール

1956年 仙台生まれ横浜育ち。明治大学経済学部経済学科卒業。
在学中小野二郎氏に影響を受けデザイン美術に興味を持つ。視覚デザイン研究所入社後、内田広由紀に視覚によるコミュニケーションデザインを学ぶ。2012年 日本国際交流基金の招きによりパリ、ローマ、ロンドンにて「和の色」講演。
視覚デザイン研究所 編集長

「2020年 『マカロン配色見本帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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