巨匠に学ぶ配色の基本―名画はなぜ名画なのか? (リトルキュレーターシリーズ)

著者 : 内田広由紀
  • 視覚デザイン研究所 (2009年2月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881082065

巨匠に学ぶ配色の基本―名画はなぜ名画なのか? (リトルキュレーターシリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • ゴッホの名画は鮮やかな反対色で見る人を元気にする(共感)。マティスの名画はスッキリバランスが整っていて美しい気持ちに(美感)。北斎の名画は心を開放して明るくする(歓迎感)。開放感は離れた色相を組み合わせると表れる。内向・閉鎖感は類似色で。類似色の内向的な中に微量の全相色を加えると穏やかな開放感が加わる(シャガール)。紅色は華やか。オレンジ色は元気。黄色は陽気。緑色は野生。青色は理性。紫色は優雅。

  • 勉強のために。作品を検証することで、効果的な色使い(配色)が理解しやすくなっています。ただし基本ということもあって、比較例は極端です。

  • 中学・美術の色彩についての筆記テストがある時期に、本棚に置く。

  • 元絵を加工したaと元絵bを比較しながら色相や明度、その他配色にまつわる事柄を説明した本。
    名画のどこが優れているのかが本当によく分かるし、色の役割の大きさも実感した。絵を描かない人も、インテリアとかに応用できそうな知識がいっぱい。面白かったです。

  • 巨匠の絵を加工して元絵との比較で各種概念を紹介している。配色の本で一番わかりやすいと思う。自分のイラストの勉強で読んだが、興味の薄かった美術絵画の世界の良さも感じられるようになった。

  • 第1編は、「配色の基本型」。以下の3つの構成で書かれていた。

    1)色相型(対決型、十字型、類似色型、全相型…etc.)
    2)各色相の持つイメージ
    3)トーンの効果(純色、明色、淡濁色…etc.)

    それぞれ、有名な作品とそのアレンジの画像の対比で分かりやすく解説されており、今まで何気なく見ていた構図や色、色の配置に美術的な名前や概念があることが分かって新鮮だった。

    第2編は、「配色の組み立て」と題し、
    「群化」、「アクセント」、「色量」といった概念が紹介されていた。
    今まで漠然と、「ああ綺麗だな」と見る絵に、そのようなテクニックと呼ばれうものが使われているのを見ると、なんだか不思議な気分になる。


    第3章では、「主役を引き立てる」と題し、絵が「安定する」ことをテーマに
    「明度差を大きく」「領地を広く取る」といったテクニックが取り上げられていた。

    このように絵の中にある技術について知り、その概念を理解しながら絵を見る、または解説するという行為は、20年以上の絵画鑑賞人生の中で初めてだが、なかなか面白いな、と思った。
    ただ一方で、このような視点からだけ見るのは一種の怖さをはらむというか、絵画を自然な感覚で捉える癖を鈍らせるのではないかという危機感を感じさせた。
    ただ、あくまでもファーストインプレッションの「美しい」といった感触を優先した上で、絵画を解説的に見ることの出来る人ならば、このようなことを知るのも、新たな絵画鑑賞(あるいは創作)の楽しさ・面白さに繋がるかと思い、いいのではないかと思った。

    また、絵画・画面が「安定している」ということに美点を置く、という編集部のスタイルもまたひとつ、特徴かなと思った。

  • 立ち読み:2010/12/18

  • 名画で色彩や配色について説明されているので、わかりやすかった。

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