鑑賞のための キリスト教美術事典 (リトル キュレーター シリーズ)
- 視覚デザイン研究所 (2011年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881082201
作品紹介・あらすじ
キリスト教の知識で美術鑑賞を楽しくなる。描かれた人物、場面などがわかれば面白さが倍増。イラストを交えて詳しく解説。
感想・レビュー・書評
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日経の美の十選で解説を書いていた方なので興味を持ち購入。
内容に関して美大出の親族に聞いてみたところ、解説を読む時間が絵を観る時間よりも長い人が多いから、これを頭に入れて時間をかけて絵を楽しんでほしい、的なことを言っていた。 -
絵画のモチーフとなるようなキリスト教のあれやこれやを紹介。
辞典というだけあってテーマごとの分類などはされておら、50音の順で紹介されている。
知らない単語に出会ったらさっと参照できるのはいい(体系だった知識は別の本で)。
また、辞書と言いつつ柔らかめなテイストのイラストが多用されていて(ときどき四コマ漫画も)、親しみやすさの工夫がされているのものいい。
パラパラめくって気になったイラストの解説を読む、という使い方もできる。 -
キリスト教の知識で美術鑑賞が楽しくなる。描かれた人物、場面などがわかれば面白さが倍増。イラストを交えて詳しく解説。
南山大学図書館に所蔵されている。 -
キリスト教の知識で美術鑑賞を楽しむことができる。イラストを交えて解説している。さまざまな人物・場面を取り上げ簡潔に解説している。
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イラストなどを交えて詳しく解説している図書。
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キリスト教美術の図像から、その絵画の主題が何を表しているのかを読み解くための鑑賞事典。
事典形式なので五十音順。
図版は小さいけれど、様々な時代(初期キリスト教~バロック手前くらい)までの作例が紹介されている。
國末拓史氏のイラストレーションがわかりやすい。
聖書物語もイラスト化され、大雑把に何が書かれているのか、時系列でわかると思う。
持ち歩きしやすいサイズも、海外で鑑賞する際に持っていくのに丁度良いと思う。(色んなところで沢山の作品をみる人向け?そういう人は頭に叩き込んでから行くかな…)
最後の絵画に出てくるギリシャ語、ラテン語のモノグラム一覧が珍しくて感動。 -
宗教画の意味がよく分かった。
これからの鑑賞の仕方が変わると思う -
pedia
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イラストが豊富で楽しめる作品。さすが、視覚デザイン研究所というところが出版してるだけのことはあると思った。
キリスト教美術史のエッセンスが詰まっており、14世紀頃に描かれたといわれる絵画がとても壮大で驚かされます。4コマ漫画もざっくりとした理解を助けてくれて聖書を読むための予備知識をつけてくれます。
映画「新約聖書」もヨハネの福音書を再現していて勉強になるのでおススメです☆