- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881082461
感想・レビュー・書評
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日本の伝統色とそれに関連するエピソードを紹介。例えば青色は「落ち着いた」「悲しい」といった印象の色だったが、木綿と藍染めが広く普及した江戸時代には庶民の活気を象徴する色となった等、卑弥呼の時代から江戸・明治時代に至るまで、その変遷が興味深い。豊かな色彩に癒されるほか、色という視点を通して人々の営みの歴史をなぞってゆくと、あたかもタイムトラベルしているかのような感覚を味わえる。
(土木工学コース M1)
今様色、花染、紅碧、新橋色…どんな色か思い浮かびますか?色見本や写真、やさしいタッチのイラストをぱらぱらと眺めるだけでもわくわくするような一冊です。名前の由来やちょっとした歴史のものがたりも楽しめます。
冠位十二階の最高位の帽子の色は?源氏物語に登場する姫たちの衣の色は?江戸庶民が好んだ粋な色とは?大正ロマンで女学生が着ていた袴の色は?
雪が降るまだ寒い早春に地面を割って出る輝きの色、若菜色の本書で是非ご確認ください。
(機械科学科 B4) -
色が多彩になっていく過程がわかって面白い。
襲の色合い、着物を着る時の参考にしたい。 -
平成29年6月の特集「ファッションの本」
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参考に。
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昔から呼び名が気にっていた。
実は本書記載のように歴史。それも長年の蓄積や当時の流行にそって使われ残った色がそのまま
今の名で呼ばれていることに新鮮味を感じる。 -
日本の伝統の色名や色の歴史が気になっていた。
古来からの色の名前が色味とともに紹介されている。
各時代の小話よりも、色の使われ方や色が持つ歴史についてもっと知りたかった。
源氏物語に出てくる色遣いがカラーで読めたのは良かった。