地域ブランド進化論―資源を生かし地域力を高めるブランド戦略の体系と事例
- 繊研新聞社 (2012年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881242605
作品紹介・あらすじ
日本が高度成長を遂げた時代の"地域が日本経済を支える"というビジネスモデルが崩壊し、多くの地域が元気を失ってしまった。そこに口蹄疫や火山の噴火、大震災、原発事故など、経済や社会を揺るがす事件も加わって、さらに地域の疲弊が、進んでいる。今、地域に必要なのは、地域そのものを元気にする、地域の魅力=地域資源を武器とした新しいビジネスモデルづくりだ。その象徴として"地域ブランド"がある。
感想・レビュー・書評
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・ブランドとは、他の商品やサービスとは差別化された
付加価値(差別的優位性)を有し、消費者から高い
評価や期待を得ている商品やサービスを指す。
・ブランド化とは、シェアの拡大ではなく、あくまで
商品の付加価値を高めること。
・地域ブランド戦略とは、地域外からの評価を高め、
ヒト、モノ、カネが流れ込む仕組みを作ること。
・究極のモノづくりの最大の狙いは、人材育成。
・地域性を武器にできれば、基本的に競合がいなくなる。
・マイナス要因を、プラス要因に転換することは
ブランド化の定石の一つ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号 601.1//Ta84
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貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784881242605 -
【新刊情報】地域ブランド進化論 601.1/タ http://tinyurl.com/8abr8we 今、地域に必要なのは、地域そのものを元気にする、地域の魅力=地域資源を武器とした新しいビジネスブランドづくりである。地域活性化につながるブランド戦略と先進事例を紹介する。 #安城
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「地域ブランド」とは何か、
基礎と事例を押さえられる本。
第1章 なぜ地域ブランドが必要なのか<背景編>
第2章 地域ブランド戦略の立て方と進め方<マニュアル編>
第3章 地域ブランドの先進事例20<実践編> -
日本中にいろんなブランドがありますが成功しているものもあれば失敗してるものもありますよね。ただ○○饅頭とか○○そばとか地名を商品の名前の前に置けばいいというものじゃない。大事なのは本当にその土地の歴史や特色、特産物を使っているか。
また、この本で取り上げられていた一つの方法で、「世界一、日本一」を手に入れるというものがありました。人間は「○○一」というフレーズに惹かれるというのは確かにそうですよね^^ただ、口ばっかりでなく、数値やギネス記録などで証明されなければ疑う風潮も既にありますよね。
日本一甘いトマト、世界で一番多い人数で行ったリレーのギネス記録など実例もたくさん載っていて、いろんな施策があるものだなと思いました。
地域ブランドは町おこしなどにもつながる話ですし、とても個人的には興味深い内容でした。