神々の指紋 下

  • 翔泳社
3.32
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本棚登録 : 548
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881353493

作品紹介・あらすじ

200トンもの岩を軽々と持ち上げて組み上げ、ピラミッドのような巨大な建造物を驚くほど正確に、天文学的に配置したのは誰か。エジプトの古代文明の遺産と中南米の遺跡や神話とが奇妙なまでに似ているのはなぜか。ピラミッドのような建造物を造り、世界地図を作成する技術を持つような文明の本拠地には、それに相応しい経済が発達するのに必要な環境があったはずだ。果たしてそれはどこなのか。そして、古代文明の神々の遺産が警告する人類の恐るべき未来とは。

感想・レビュー・書評

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  • 下巻もエジプト関係。スフィンクスは頭の部分はエジプト人の人相でなくどこか他の文明の男性の顔。また雨によって削られた後などからピラミッドよりもだいぶ前に作られたなど。後半は軽くトンデモ論でちょっと辟易。

  • 物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
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    貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
    返却:物性研図書室へ返却してください

  • ステファンへ

  • もっと広い視野を持って過去や未来の天変に目を向け、本当の危機に気付き、人間の能力を集中させるべきことは命をつなぐことだと気付いたら、戦争は止み、自分の生活のみに汲々とすることはなくなるのではないか。☆

  • スフィンクスのあたりとか、感心した。理論的。
    で、上巻で長々やっていた南極大陸に繋がるわけだ。
    ただ、黄道十二星座はメソポタミア起源というのが正しいとしたら、今回はあまり関係ないのではないだろうか。
    とりあえず、超古代文明はあった。きっと。

  • 下巻。なお、「創生の守護神」よりはこちらのほうが面白い。その本は「神々の指紋」よりトンデモ度が増しているからだ。

  • 上巻が、中南米の古代文明を中心に書かれたものに対し、下巻はエジプト文明をターゲットとして仮説の実証が行われる。

    ピラミッドを含め、巨石による施工技術やピラミッドの造形のもつ不思議については、多くの書により著されているが、スフィンクスの意味や地球計測数字のピラミッド建築への応用などをピースにして壮大な仮説のパズルに嵌め込んでいく。

    そして、背後に流れる繰り返される終末説。

    人類の文明が、一瞬にして喪失する天変地異とは何か。マヤ文明の終末論の刻限2012年12月を前にしてどう行動するのか考えさせられる一冊。

    追加:刻限は無事すぎましたが。

  • 主にエジプトについてのことが書いてあった。
    夜にピラミッドを登る場面がとても印象的だった。
    命をかけながら、過去を知るために登る状況がとても良かったです。ドキドキしました。
    私達の知らない過去があったことに驚愕しました。
    また、古代の方々の技術力のすごさにも・・・。
    南極大陸の氷のしたから、歴史の手掛かりが見つかるといいな。と個人的に思いました。
    (※科学書なので読むのじ時間がかかりました汗)

  • ノンフィクションロマン冒険作♪
    注意しなければならないのはこれがノンフィクションだということ。つまり筆者はこれを現実から情報を集め、現実に対する主張として書いている。
    そしてロマン冒険作のように評価されるのは、途方もなくはるか彼方の話で確証を得るのが難しく、身近に感じることも難しいからだということ。

    ・複数の神話の奇妙な共通点
    ・その時代にあるはずのないとされる世界地図
    ・その時代にあるはずのないとされる高度な技術
    ・学問分野を越えて因果関係を結びつけると見えてくる恐ろしい予測
    ・ピラミッド、古代遺跡、暦、天体運動などの謎

    どれもロマンを感じそうな話題ばかり。
    はっきりとしたことをいわないのではなく、いえない話題ばかり。そこでもやもやするかもしれませんが、わからない部分はわからないままにしておくというのは勇気がいることです。そしてそれは科学者や研究者に必要とされること。
    この本の醍醐味は答えを得ることではなく、こういう情報があるのであれば、こういう因果関係のつながりを考えることができるから、こういう予測が生まれるのでは?という仮説、そして仮説のつながりが浮き彫りになる高揚感にあると思います。
    そして時に読者をいらいらさせ、反面ロマンを感じさせるのは、それを確証を持った形で示せないから、です。
    ですからこの本を楽しむには、我々が生きている世界に残っているこのような情報を使ったら、こういう考え方ができるのか!とか、そういう仮説が生まれるのか!とか、どうやったら確かめられるんだろう!という知的好奇心の泉とする目的をもつことです!
    いずれもロマンを感じずにはいられないテーマじゃないですか?^^
    (上下巻まとめてのレビューです)

  • 人類の失われた記憶を探し求める旅は、エジプトに辿り着き、いよいよクライマックスを迎える。巨石を驚くほど正確に、しかも天体の法則に従って積み上げ、配置したのはいったい誰なのか。この地や中南米の遺跡など、それぞれの地域に伝わる伝説に見られる共通点は何を意味するのか。失われた高度な文明に生きた人々が、時空を越えて私たちに伝えようとしたメッセージがいま解き明かされる。

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著者プロフィール

イギリス出身。元『エコノミスト』特派員。国際的なノンフィクション・ベストセラーの著者。主な著書は『神々の指紋』、『創世の守護神』、『神々の世界』(共に小学館文庫)、『天の鏡』(翔泳社)、『異次元の刻印』(バジリコ)、『神々の魔術』(KADOKAWA)など。冒険小説には『リアとレオーニ・時空を超えた姉妹』(講談社)、『WAR GOD』がある。彼の著作は30ヶ国語以上で翻訳され、世界中で700万部以上売れている。有名なテレビ・シリーズ『Quest for the Lost Civilization and Flooded Kingdoms of the Ice Age』をはじめ公開講演、ラジオ・テレビ出演も多数。WEBでも数千万人の視聴者を捉え存在感を示している。また、型にとらわれない思想家として知られるハンコックは、人類の過去や私たちの現在の苦境について、共感を呼ぶ疑問を投げかけている。

「2020年 『人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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