パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ

  • 翔泳社
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レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881358054

作品紹介・あらすじ

インターネットによって「One to One」は「パーミション」へと進化する!地球上のすべての企業がパーミション・マーケティングを受け入れるであろう。ライバルから顧客を奪い取る攻撃的な武器として、あるいは電子商取引の中での「ありふれ化」の波から身を守る防波堤として。-インタラクティブなインターネットの世界で、お客様相談窓口で、営業の最前線で、そこでの競争ルールを学びたい人たちにとって、この本は大いに参考になるだろう。電子商取引で「ありふれ化」の脅威にさらされ、利益の圧迫を受けているのであれば、この本はあなたにぴったりと言って良い。インタラクティブ時代において最もあり得るであろう顧客との関係性を理解したいという向きも、この本をお読み戴きたい。

感想・レビュー・書評

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  • モノを買ってもらうにはパーミションが必要ということを述べた本

    目次
    <blockquote>1 お金では解決できないマーケティングの危機―誰も注意を払わない
    2 パーミション・マーケティング 広告が再び力を取り戻す方法―有効な広告は期待され、パーソナルで、適切でなければならない
    3 マス広告の進化史―マス広告がマス・マーケティング担当者を生み出した
    4 さあ、始めよう 市場シェアではなく顧客シェアに全力を注げ―顧客の70%に焦点をあて、利益を増やす
    5 繰り返すことが信用を勝ち取り、「パーミション」がさらに効果的にする―マーケティング担当者達が口にするのをはばかる秘密とは
    6 パーミションを手に入れるための五段階―「ポテトもおつけしますか?」
    7 パーミションらくらく活用術―親友の恋人とはデートしてはいけない
    8 あなたがウェブ・マーケティングについて知ってることは全部間違っている―ウェブは放送メディアの延長という勘違い
    9 ウェブにおけるパーミション・マーケティング―無料の切手…ウェブがあらゆるものを変える
    10 ケーススタディ―成功する会社と失敗する会社
    11 パーミション・マーケティングを評価する方法―測定できれば、うまくいったも同然だ
    12 パーミション・マーケティングFAQ―パーミション・マーケティングについての「よくある質問」十一項目</blockquote>
    よくあるマーケ指南本。
    ちょっと古いけれど、インターネットがマーケティングを変化させたことがよくわかる本ではある。

    既存の押し売りはもはや限界であり、相手がパーミション(許可)するモノ・サービスだけが売れるということを言ってるだけなので、
    そんなにしっかりと読む必要はないかもなぁ……。
    今では当たり前の方法だし。ただし、押し売り広告手法を完全に否定したわけではない。
    実際はスパム・マーケティングなどもあるので、一般論として理解すべきだと思う。

    ちなみに、現在はここから先の話であって、SEOなどの最適化手法によって、
    ユーザーにストレスを感じさせずに利用してもらうという方向へ向かっている。
    また、行動心理学なども発達しているので、そちらのほうが有用だろう。
    ……ということで現在価値から、★2。当時だと4だったかもしれない。

  • "本書はpermission marketingを解説した本。その対極にあるのがinterruption marketing。本書では前者をパーミション、お友達、顧客が心を開くといった言葉を使い、後者は人の家に土足で上がり込むイメージから土足と表現している。

    インターネットを活用した手法についても解説がある。

    パーミション・マーケティングの特徴
    1.期待される
    2.パーソナルである
    3.適切である
    であり、顧客になってもらうために以下のステップを踏む
    1.見込み客に自発的に手を挙げるようなインセンティブを示す。
    2.見込み客からの得た関心を使って、製品・サービルについて顧客教育を行う
    3.見込み客がずっと「パーミション」を与え続けてくれるようにインセンティブを強化する
    4.生活者からもっと多くの「パーミション」を得られるようにインセンティブを磨く
    5.時間がたつにつれて利益を生むように生活者行動を変えるよう「パーミション」を高めている。

    このマーケティング評価するに10のチェックポイントが列挙されている。
    1.えさ(客寄せ)は何か
    2.単位当たりのコストはいくら必要か
    3.顧客がどこまで心を開いてくれるか
    4.戦術を何度も繰り返すことのコストは
    5.有効なレスポンス率は
    6.より効果的な集中戦略をとるには
    7.パーミションを資産として考えているか
    8.パーミションはどのように増えていくか
    9.パーミション・レベルは深まっているか
    10.ひとたび得たパーミションを生涯価値とするには

    最後にこのマーケティング手法を始めるにはとあり、
    「走る前に歩け。やるべきことは次の10項目だ」
    1.新規顧客の生涯価値を測ろう。このデータがあればこそ、新しい策を打った際のパーミションを得ることができる
    2.見知らぬ人を友達にするのに適したコミュニケーション・ツールを確立しておこう。それは、電子メール、手紙類、電話対応のマニュアル、ウェブページなどだ。それrなおツールに大事な基本的なものは次の四要素。
     ・長く続けること
     ・生活者が反応できる「何か」があること
     ・コミュニケーションが進化するとともにレスポンスも違うものになっているべき
     ・結果については必ず測っておこう
    3.すべての広告に電話番号を明記しておこう。どんな種類の広告であろうとこのとは守ろう。生活者が反応できるようにしておくためだ。そして反応が得られたら、最適なコミュニケーションツールをwら防
    4.ツールごとの効果を測定し、下位にある60%のツールは捨て、常に新しいツールを使うようにしよう。常に新しく、違うアプローチを試すことが大事
    5.どのくらいの「パーミション」を達成できたのか測定しておこう。また、どのくらいの「パーミション」が購買行動に変えるのかも、測定しよう。「パーミション」チームそれぞれが目標を達成できたら、きっちりと報いよう
    6.「パーミション」ベースを守るために、人間を一人専属でつけよう。手に入れた「パーミション」のレベルを上げるよう顧客一人ひとりに集中する一方で、近視眼的に目先の利益に手を出してせっかく得た「パーミション」を台無しにしないよう、見張ってもらおう
    7.繰り返し作戦のコストを削減しよう。自動応答装置を活用したり、電子メールやインターネットをうまく活用しよう。
    8.ウェブサイトをカタログの焼き直しから「パーミション」獲得メディアとして、戦略的に再構築しよう
    9.「パーミション」の現在価値がどういうものか測ることができるように、定期的に監査をしよう
    10.パートナーたちと戦略的に提携し、常に新しい製品やサービスを顧客に提供することによってもらった「パーミション」をレベルアップしていこう"

  • いまでは当たり前になっているはずの、パーミッションマーケティングについて書かれた本。当時の先見性を感じずにはいられない。

  • 日本語版が14年前、原著は16年前に発刊された本。当時のインターネットを利用した新しいマーケティングのあり方について書かれているが、特に古さは感じない。技術レベルとしては当時と比べれば格段に高くなってはいても、「顧客からいかにして信用を得るか」という根本的な部分は何も変わっていない。それは、かつて日本で多く見られた「御用聞き」と同じであり、そのための道具が変化したにすぎないのだ。

  • 読んだ方が良い。この業界であれば。

  • ■概要
    「パーミションマーケティング」とは
     ポータルサイト世界最大手のYahoo!社の副社長をつとめていたSeth Godin氏が提唱した概念です。
    大量生産、大量消費、モノ余りの時代、前の時代はお店対個人アカウント営業の時代でした。

    時代は繰り返す、といいますが、そのもの余りの時代のちょい前に、
    最も流行っていた広告手法はパーミション、ではなく"土足"マーケティングでした。
    不特定多数の人に向け、商品アピールをする、
    モノがない時代だと、こういう手法でも売れました。でも今は違います。

    ということで、パーミション(許容する)マーケティングの手法と
    その管理方法まで紹介されています♪

    ■活用できる!
    今、SIYにもいる一部メンバーでフリーペーパーを「パーミションマーケティング」の位置づけで
    発行しています。
    我々SIYメンバーの中にも、執筆活動に関わっているメンバーは数名いますが、
    このフリーペーパーって、何のために配って、どういう効果があるのかってところ、
    いかがでしょうか。

    これ、意味あるの?と思いたくもなるような地道な活動ですが、
    パーミションマーケティングが提唱しているのは下記です。

    1 長く続けること
    2 (顧客側が)反応を返せること
    3 コミュニケーションの深化とともに、メッセージが変わること
    4 結果を計測すること

    ま、このフリーペーパーはとりあえず1と2、また4(3以外)を主体に出来ればいいかな、って感じです。

    本来であればAmazonとかで書籍を購入すると、そこからその人の興味のある領域がどんどん絞られてきて、
    お勧め本!という形でその人個人にあったマーケティング活動になるのですが、
    そこまではさすがに、、ですから。

    まぁ、でもフリーペーパーを作成する際、配付する際の意識に違いがでました。
    使えます。

    eno

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    ▼ 100文字感想 ▼ 
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    あなたのせいじゃない。広告効果に頭を悩ませる前に、
    一度本書を読んで欲しい。パーミションとは、許容・心
    を開いてもらうこと。広告が効かないのは、土足で生活
    者の心に踏み込んでいるから。今こそ認識すべきだ。


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    ▼ 5つの共感ポイント ▼ 
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    ■広告というものはほとんど役に立たないのだ。広告効
     果を測定したり、テストしたりすることは簡単ではない。
     予測できない。なのに、高くつく

    ■世の中には二つしか企業はない。勇気ある企業と、す
     でに棺桶に片足を突っ込んでいる企業

    ■土足マーケティング担当者は、全国のテレビで新製品
     を紹介する。パーミション・マーケティング担当者は、ま
     ずは今いる顧客に、新製品のサンプルを送って良いか
     どうかを、聞く

    ■なぜAmazonは損をしてまで膨大な顧客データベース
     を構築するのに躍起となっているのだろうか。ブランド
     資産ではなく、「パーミション」資産を築こうとしているのだ

    ■繁盛するサイトのコンテンツを作るためには、ニュース
     を提供しなければならない

  • 従来のマーケティングを土足マーケティングと訳したのは秀逸だと思う。その従来の土足でズカズカ入ってくるやり方ではなくで、関係を田を耕すように着実に構築していくパーミションマーケティングの方法が、いろいろと説明されている。
    これを今自分の仕事に当てはめて考えているのだけれども、うーん、アイディアが出てこない。

  • 未だに土足マーケティング実践している企業多いなぁ。。。
    我が社も…。

  • 基本はパーミション。サプライズは駄目だという話。でも、スパムメールは、サプライズマーケティングの限界を、量の力でねじ伏せた感がある。柔軟に考えたい。

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