石ころ博士入門 (全農教・観察と発見シリーズ)

  • 全国農村教育協会
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881371817

作品紹介・あらすじ

●著者は千葉県中央博物館の研究員で、石ころの面白さ・観察方法をわかりやすく紹介しています。   

●観察のしかたが具体的に示されていますので、石ころ観察の入門書として最適です。   

●石ころの「でき方」と「識別のポイント」がわかりやすく解説されています。   

泥などで汚れた石ころをていねいに洗ってやれば、きれいな色や面白い模様が現れます。石ころは美しい。でも、石ころの凄いのはそれだけではありません。石ころは、火山活動や地殻変動など、地球に起こるさまざまな現象によってつくり出されます。ということは、ひとつの石ころの背後に、地球の壮大な営みが隠されているということです。身近にころがっている石ころの向こうに大昔地球に起きた場面が見える。「石ころは地底探査タイムマシンだ。」と言っている人もいるくらいです。・・・どうでしょう。ワクワクしてきませんか。本書には石ころを通して地球の生い立ちを知る手がかりが満載されています。

感想・レビュー・書評

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  • <学生コメント>
    「道端の石ころ」、少し難しくいうと「路傍の石」その意味をみなさまご存知でしょうか?そう、簡単に言えば「どうでもよいもの」です。でも少しまってみてください。その石は、太古から語り継がれてきた時間の破片かもしれないのです。そんな石を見直す機会をいかがでしょうか?

  • ふむ

  • 理科の教員にも自信を持ってオススメできる一冊。
    宝石などのきらびやかな図鑑と違って全体的に灰色なのだが、火山岩・堆積岩に詳しく中学理科の内容と合致している。
    身近な石の違いが分かって世界の視野が広がる気がした。

  • 請求記号 458/Ta 33

  • 全農協が出している観察と発見シリーズの一冊。
    自然をよく観て考えて発見しようという趣旨なのだが、子どもから大人まで隅々まで楽しめる文句ない良書だと思う。
    石の観察のための基礎知識、それぞれの石ころについての解説、石ころの生い立ち、巻末の用語説明までとても行き届いている。
    石について知りたいと思ったとき、まず手に取るのにも、折々に読み返すにもいいと思う。

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著者プロフィール

(たかはし・なおき)1960~。東京都生まれ。1992年「尼子秘話」で第72回オール讀物新人賞を受賞。1994年、「悲刃」で第1回松本清張賞候補。1995年、上記作品収録の『闇の松明』が山本周五郎賞候補となる。1996年、「異形の寵児」が直木賞候補になり、1997年、同作及び「非命に斃る」収録の『鎌倉擾乱』で第5回中山義秀文学賞を受賞するなど、本格的な歴史作家として活躍している。著書に、『日輪を狙う者』、『山中鹿之助』、『大友二階崩れ』、『虚空伝説』、『異形武夫』、『湖賊の風』、『裏返しお旦那博徒』、『平将門 射止めよ、武者の天下』、『霊鬼頼朝』、『天皇の刺客』などがある。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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