木質バイオマス発電への期待 (林業改良普及双書 135)

著者 :
  • 全国林業改良普及協会
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881380772

感想・レビュー・書評

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  • 著者の熊崎実氏は、森林総合研究所ってところで林業経営部長などを勤めた方。
    初版が2000年と少し古い本。

    感想。
    木質バイオマスに着いて概要を把握したい、という私のニーズに十分応えてくれました。

    備忘録。
    ・バイオマスとは→(米大統領令での定義)再生可能なかたちで利用できる有機物のこと。具体的には、エネルギー生産用の樹木や、食糧/飼料の残り屑、水生植物、木質廃棄物、家畜排泄物、その他廃棄物。
    ・木質バイオマス発電→山から運ばれる低質材(間伐材、枝とか)や、短伐期人工林から得られる早生樹木で発電。
    ・植林による炭素貯留。特に成長期。
    ・課題1→発電効率。発電資源を広い地域から大量に集荷することが困難。→大きいプラントが作れない(それに見合うほど資源を集められない)。
    ・期待1→バイオマスからメタノールと水素が取れること。

  • 多気町立勢和図書館----県立図書館。

  • バイオマスとは?から、他エネルギー事情など、多岐に渡り分かりやすい説明がされていて、大変勉強になりました。
    将来の「エネルギー」のあり方を強く考えるようになりました。
    入門書としてもオススメです。

  • 古くて新しいエネルギー, 2004/7/30


    木質バイオマスというと、木屑などの事を指しますが、古臭いエネルギー、使いエネルギーと見られていますが、最近、技術革新や環境対策で脚光を浴びてきました。この経緯が良くわかります。
    これを読むと21世紀は木のエネルギーが脚光を浴びる時代だと感じました。近年日本各地で木質バイオマス発電の動きがでています。
    読みやすい内容なので初心者でもOKだと思います

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