「本末転倒」には騙されるな 「ウソの構造」を見抜く法

著者 :
  • 創英社/三省堂書店
3.50
  • (1)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881425657

作品紹介・あらすじ

社会の矛盾に疑問を感じているビジネスマン、経営者、そしてこれから社会に出る学生は、世の中の「本末転倒のウソ」と「ウソの構造」を知っておいたほうがいい。「原発」「エネルギー」「放射能」「医療」「環境問題」「ボランティア」「マスメディア」「道徳倫理」「政府」「官僚」の本当の姿がみえてくる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 読みやすい本です。著者は人に迷惑を掛けない限り、何をしてもいいと考えています。なかなかそれが難しいと思います。例えば、頼まれた仕事を忘れていたり、仕事の内容が不十分だったりします。普通に生活する分には、この言葉は気を楽にさせてくれます。教育の問題のひとつは、誰もがみんな大学にいくことであるとしています。その根拠は、IQというのは半分くらい遺伝するから自分たちを省みれば子どもの限界がわかるはずとのことです。大学に行っておけばよかったという人がたまにいます。自分のことも分からない親が、子どもの限界をわかるはずがありませんね。面白く読めました。誤字脱字はありませんでした。

  • 「ホンマでっかTV」で、いつもにこにこ笑いながら面白いことを言う池田先生。大好きだけど、そういえば本読んでないなーと思い、読んでみました。
    原発、医療、環境、マスコミetc本末転倒の嘘と嘘の構造について書いてあります。
    以前からいろいろおかしな事はありましたが、3.11以後ますます顕著になりましたね。世の中の嘘、偽り、ごまかし、捏造。原発関係者やマスコミだけがそうなっている訳ではなくて、みんな少しづつ嘘をつき、自分をごまかしています。なぜだか、”真実”は重視されなくなったのですね。自分の周りがなんとなく上手く回れば、真実かどうかなんてどうでも良くなった。というか、昔からそうだったけど、もうそれがごちゃごちゃになって立ち行かなくなっているのに、今まで通りを続けたい。
    でももうそろそろ、本音を言ったほうがいいですね。クロレッツのCMみたいに。
    エネルギーに関する項で、すごい話があります。なんと人間の排泄物から燃料を作り出せる藻類がいるそうです!仙台で研究が始まっているようですよ。

全2件中 1 - 2件を表示

プロフィール

1947年、東京都に生まれる。東京教育大学理学部卒業、東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。生物学者。構造主義生物学の見地から科学論・社会評論の執筆、テレビ番組(「ホンマでっか!?TV」)長期出演など幅広く活躍している。趣味は昆虫採集。カミキリムシ収集家としても知られる。
著書には『なぜ生物に寿命はあるのか?』(PHP文庫)、『この世はウソでできている』(新潮文庫)、『真面目に生きると損をする』(角川新書)、『進化論の最前線』(集英社インターナショナル)、『ウソとマコトの自然学』(中央公論新社)などがある。

池田清彦の作品

ツイートする