RAIL WARS!〈4〉日本國有鉄道公安隊 (創芸社クリア文庫)

著者 :
  • 創藝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881441695

作品紹介・あらすじ

「高山!この裏切り者ー!」桜井あおいの撃った弾丸が俺の頭をかすめる。おかしい、桜井が痴漢から助けた中二女子佳奈ちゃんの進路相談にのるだけだったはずなのに、なんで俺銃で追い回されてんの。えっ!國鉄の分割民営化を企む「RJ」の大規模テロがはじまった?24時間以内に解決しないと國鉄解散!冗談じゃない!俺の一生安泰國鉄人生のため、今度は戦争だ!國鉄が分割民営化されなかったもう一つの日本を舞台に、夢の鉄道パラダイス・エンタテイメント第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 本格的な対テロリスト編.4巻目だけど,全くネタが尽きておらず安心.テロ組織との戦いだけでなく,巨大組織のあるあるネタも出てきて,本格的に本編が進んだ感じ.飯田班長かっこいい.国鉄が分社化されなかったらというifであるがゆえに,JRしか知らない世代としては,どうしてもテロ組織側の言い分も正しいと思えてしまう,そんな構図がうまいと思う.
    ただ単に「桜井の寝顔を見たい」という願望を叶えるためだけに,JR御用達の起き上がるベッドを登場させるとかさすが.そしてきっちり挿絵つきなのもさすが.あとがきによると,札沼の再登場は予定外とのこと.ということは,三角関係っぽい感じも予定外ということかな.
    ちなみに本書の紹介文は壮大な釣り.見事に引っかかってしまいました.

  • 3巻からの続きエピソードですが巻ごとに纏まっているので間があいても違和感無く読み進められます。
    この巻はメインの4人それぞれに個性があり活躍どころが有る、読んでて楽しくなる話でした。大筋としては王道的なお話なのですが良い意味で王道してて安心して読んでられます。鉄道関連の描写は、そうなんだ?と信じてしまう微妙なリアリティがあり、思わずググってしまいました。次も楽しみ。

  • 正直、社会悪を敵手にできる鉄道公安官において、明確な仇役たるRJ設定はいらないと思う。特に、民営化推進派というのであれば、その心性に批判はしにくい面も残る。まぁネーミングはパロディだろうが…。実際、RJ設定なくても、他の過激派組織に國鉄が狙われているというのでも十分なようにも。事件の手口、解決はその疾走感も含め、まずまず面白いので、残念なところではある。

  • 鶴見線はご近所です。

  • 段々読むペースが早くなってきた。毎度楽しく読んでます。

  • RJによるタンク爆破テロエピソード。
    どうやらアニメ未放送ゾーンに突入したらしい。
    感想を端的にあらわすなら、

    読みやすいがそれほど面白くない

    と言ったところ。
    読みやすいからダラダラと流し読みするにはいいが、ワクワクしないし盛り上がることもない。
    続きはそのうち読むかもしれないけど、そろそろ他の作品をつまみ食いしようかと思う。

  • 謎解き要素が少なくアクションよりになっているのでもうちょっとバランスとれるといいかなあ。

  • RJによる大規模なテロの予告があって、公安隊はてんやわんやの大騒ぎ。警四のメンバーはとても優秀なのですが、上層部は理解せず、組織の力学、組織の都合が優先されるのは読んでいて歯がゆかったです。彼らは数々の事件を解決し、着実に結果を残しているわけで…いつかきっと評価してくれるよ、と言いたくなりました。と同時に、彼らを正当に評価するため、國鉄という組織は民営化をより現実的な選択肢として検討するかもしれない、とも感じました。

  • 前巻から続く発電所爆破予告と女子中学生奪還の後編
    いくつかのツッコミ処と不要なエピソードはあるもののストーリーはテンポ良く進んで行きます
    一巻の説明的な文章が少なくなったからかもですね
    OJTの高校生4人組の成長著しくこの後の展開も楽しみです

  • 国鉄が民営化されてなかったらという「if」の世界を表現した夢の鉄道エンターテイメントラノベの第4弾。
    今回もテログループRJが同時爆破を仕掛けてきて……

    相変わらずの安定っぷり。
    ってか4巻でここまで堂に入った作品になるものかな。
    キャラ、シナリオ共にいいですね!
    ただ、桜井の定型文的なセリフの射殺の多用ははちょっとなぁと思う。
    所々で効果的に使うのはいいが、連発されるのは違うかな。
    一応、守る立場の側にいるんだからさ。

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著者プロフィール

2011年、集英社より「電車で行こう!」シリーズで小説家デビューを果たす。「駅に泊まろう!」(光文社)など多数の鉄道小説を執筆中。
最近はずっと旅に出ていることが多くなり、このままだと家にいる時の方が少ないかもしれない。
「Exp」シリーズも二巻目となりました。
引き続き、よろしくお願いいたします。

「2022年 『RAIL WARS!Exp 人型重機は國鉄の夢を見るか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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