iWork Perfect Manual Mountain Lion&iOS 6 edition

著者 : 折中良樹 村上弘子

• ソーテック社 (2012年10月10日発売)

感想・レビュー・書評

[坦懐さんの感想 · 2019年1月2日]

内容紹介
本書は、iWork(Mac版、iOS版)を利用するユーザ向けに、iWorkを構成する各アプリケーションの利用方法を図解したものです。
iWorkは、ページレイアウト/ワープロソフトのPages、表計算ソフトのNumbers、プレゼンテーションソフトのKeynoteから構成されています。

Pagesは、ワードプロセッサモード、ページレイアウトモードを切り替えて写真や表、グラフの入ったドキュメントを簡単かつきれいにレイアウトすることができます。また、新たに加わったアウトラインモードを使って、アイデアをまとめ上げることもできます。

Numbersは、1ページに複数の表を配置したり、テキストや写真を簡単に配置できる表計算ソフトです。ビジュアル面だけでなく、数式リストや表カテゴリなど、複雑になりがちな表や計算式を把握するための新機能も追加されました。

Keynoteは、Macユーザであれば、アップル社の故スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションなどでお馴染みのソフトではないかと思います。
iWorkはMountain Lion対応のバージョンアップでiCloudをシームレスに利用することができるようになりました。また、iCloud経由でiPadやiPhoneで動くiOS版iWorkの各アプリとの連携も簡単に行えます。

本書はiOS版iWork独特のタッチ操作やiCloudとの連携についてもページを割いて詳しく図解しています。さらには電子書籍作成アプリのiBook Authorについても、その操作からKeynoteで作成した書類の再生方法やiPadへの転送方法までを解説致しました。
ビジネスで、プライベートで、あらゆるドキュメント作りがiWorkを使うことで楽しく簡単に行えることでしょう。