膠原病院

著者 : 遠藤ミチロウ

• アイノア (2015年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

2014年、夏の50日間、入院中毎日書き続けた49篇の詩。

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2022年4月26日]

遠藤ミチロウ（Rooftop2016年3月号） - インタビュー | Rooftop
https://rooftop1976.com/interview/160301131427.php?page=1

遠藤ミチロウ公式ホームページ
http://apia-net.com/michiro/

書籍詳細｜アイノア
http://www.ainoa.co.jp/publ/publ_book/188-5.html

[Ctenolepisma villosaさんの感想 · 2022年4月25日]

今日は遠藤ミチロウ氏の命日だ。
闘病記というと、ちょっと腰がひけてしまうところがあるが、これは入院中に書かれた日記にして詩集でもある。

一気によまず、少しづつ読んでいる。
1日、1日をどう闘っているのか。
院内の様子や書き手の体調がつぶさにわかる。
病と闘っていても、その観察眼と表現力は衰えない。
綴ることの大切さを改めて知る。
そして、絞るようにして綴られたことばに、心を揺り動かす力がある。