雲水日記―絵で見る禅の修行生活

著者 :
制作 : 佐藤 義英 
  • 禅文化研究所
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本棚登録 : 15
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881820384

感想・レビュー・書評

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  • 臨済宗の僧・佐藤義英師による禅堂での生活や歳時記を自らの文と絵で描いた一冊。
    庭詰からはじまる禅僧の修行の厳しさと楽しみが伝わりますが、これだけの感性をもたれた方が早世されたのが何より無念です。

  • 思わず笑ってしまう懐かしさ。

  • 佐藤義英「雲水日記~絵で見る禅の修行生活」を読む。
      厳しい戒律、厳格な上下関係、質素な食事、暁から始まる秒刻みの日常生活、すべてを規律する細かな規律・・・・。ある程度は見聞きしていたとは云うものの、いやはや想像を絶する修行生活といわざるを得ない。数年の厳しい修行を得たものだけが禅宗の僧侶として認められるという、驚くべき世界だ。


      実際に臨済宗の京都東福寺で修行した僧侶の佐藤義英さんが、自らの経験を下に絵と文で語るこの本、漫画的な描写が生き生きとしていて実によく判る。素人が描いたとは思えないほどの修行僧の表情が素晴らしい。思い出すのだが、昨年、東福寺を訪ねた際に眼にした大きな禅堂、その禅堂の中でそのような修行生活が繰り広げられていたということなのだ。一人に割り当てられた生活面積は僅かに畳一畳分、その中で起居し布団を重ね折にした中で眠るという凄まじさ。凄い。
      昨年の年末、4人の女優が東北の禅寺で1泊の修行をする様子が4日連続でテレビで放映されていたが、それなどはお客様としてのほんの序の口。曹洞宗本山の永平寺での体験修行は3泊4日の本格的なもので、興味半分では挫折するとの注意書きまであるほど。道元の話を読んだ限りでは、曹洞宗のほうが更に臨済宗より厳しいのではなかろうか。
      昨年来、坐禅というものを少し経験し、何かもう少し深くやってみたいなどと興味半分なことを思ったりしていたが、とんでもないということのよう。せいぜいが高野山の宿坊で経験した朝の勤行が自分にとっては関の山ということなのかも知れない。それにしても凄い世界だ。

  • 「修行のあいま、新春や遠鉢のあと休息で酒や煙草も」

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