メタファーはなぜ殺される: 現在批評講義

著者 :
  • 松柏社
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  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881989388

作品紹介・あらすじ

文学の裏に潜む謎を暴け-!作者自身も気がつかない、名作の裏側に潜む複雑な心理を探せ。異才・巽孝之が満を持して放つ最先端の批評理論攻略本。

感想・レビュー・書評

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  • 2010/01/03

    脱構築→ニューヒストリシズム

  • 文芸批評に関する批評をその筋からメタメタにやり尽くしたポストモッダーン本かくあるべしという見本です。文章は目を見張るほど流麗なので真似したくもなるんですがねえ。言ったもん勝ちの批評ゲームと捉えられても仕方ないんじゃないでしょうか。

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著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授、慶應義塾ニューヨーク学院長/アメリカ文学思想史専攻/コーネル大学大学院博士課程修了(Ph.D., 1987)/単著に『ニュー・アメリカニズム—米文学思想史の物語学』(青土社、1995年度福沢賞)、『リンカーンの世紀—アメリカ大統領たちの文学思想史』(青土社、2002年/増補新版、 2013年)、『モダニズムの惑星—英米文学思想史の修辞学』(岩波書店、2013年)、『メタファーはなぜ殺される—現在批評講義』(松柏社、 2000年)、『盗まれた廃墟—ポール・ド・マンのアメリカ』(彩流社、2016年)、Full Metal Apache(Duke UP, 2006年)、 Young Americans in Literature (Sairyusha, 2018)。監修に『脱領域・脱構築・脱半球—二一世紀人文学の人文学のために』(小鳥遊書房、2021年)など。編訳にラリイ・マキャフリイ『アヴァン・ポップ』(筑摩書房、1995年/北星堂、2007年)、共編に The Routledge Companion to Transnational American Studies (Routledge, 2019)他多数。

「2022年 『慶應義塾とアメリカ 巽孝之最終講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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